片々雑事 22





(290) new カモミール・カラーズ。曲目リストです。
(181113)

収録曲情報を書いておきますね。

M-1 Close to You (遥かなる影)
(作詞・作曲 Burt Bacharach & David Hal)
M-2 Colors of the Wind ディズニー映画 「ポカホンタス」より
(作詞 Stephen Schwartz 作曲 Alan Menken)
M-3 Let It Be
(作詞・作曲 Lennon McCartney)
M-4 Shape of My Heart 映画「レオン」より
(作詞・作曲 Sting & Dominic Miller)
M-5 Vincent
(作詞 ・作曲 Don McLean)
M-6 Someday ディズニー映画「ノートルダムの鐘」より
(作詞 Stephen Schwartz 作曲 Alan Menken)
M-7 Just When I Needed You Most
(作詞 ・作曲 Randy VanWarmer)
M-8 You Raise Me Up
(作詞 Brendan Graham 作曲 Rolf L?vland)
M-9 The Water Is Wide トラディショナル・ソング
M-10 Ae Fond Kiss スコットランド民謡
(作詞 Robert Burns)
M-11 Wishes 「ひだまりの詩」英語バージョン
(作詞 Britt Savage 作曲 日向敏文)

一曲選べといわれたらスティングのシェイプオブマインドかな。もうぞっこんです。





(289) new カモミール・カラーズ。CDがができあがりました。いよいよ発売です。
(181113)

藤田恵美さんのカモミール・カラーズのCD盤ができあがって来ました。早速聴きましたが、いやあ音がいいです。

今回の盤は阿部さんの希望でUHQ-CDになりました。CDの音質改善アプローチは従来いろいろあり、中には「魔が差したのか?」というものもありましたが、このUHQ-CDはいいですね。ポリカをいじっていないという点でCDプレーヤー設計者の私が最も認めうる考え方です。実際に音もとてもいい。

今回はSA-CDハイブリッドではないです。SA-CDを聴ける環境が極端に少なくなってしまった現在、CDとしての音質をやや低下させるハイブリッド(その対策が音匠仕様でした)ではなくて、逆にCDとしての音質を徹底的に良くする仕様を採用する。これはある意味、「配信とハイレゾに二分してしまった今の時代に出すCD」としては時代を反映しているかもしれません。



一方、配信ではハイレゾとしてはDSDや192/24が手に入ります。今回のミックスは192kHzですが、内部演算は32ビットなのでDSD配信の音はかなりいいです。今やSA-CDよりむしろ再生しやすいのでこちらもオススメです。

さて、今回のアルバムのリリース元は「HD Impression」です。恵美さんは長年所属したポニーキャニオンからここに移籍しました。このアルバムは移籍第一弾となります。

「え、HD Impressionってどこ?」。

そうですね。全然有名でないですが、ここは恵美さんの録音、ミックスをてがけて来たエンジニアの阿部さんが設立した会社です。「音源を自分で持たないと何もできない」という志からできたところで私も設立当初から遠くからですが見守ってきましたが、今回一緒に仕事をして、やっぱり「志は音を決めるな」と思いました。



明日から長瀞に紅葉をみに行きますが、たぶんずっとかけ続けると思います。ちなみにカーステ新しくしたんです。そのうちご紹介しましょうね。

発売まであと9日。もう少し待ってくださいね。
11/21日発売。予約はもうできます。



(288) new ジャケット写真、恵美さんの移籍のご紹介
(181020)

恵美さんの新しいアルバムカモミール・カラーズ (camomile colors)のジャケット画像をいただきましたのでご紹介しましょう。



明るいブルーグリーンを背景に恵美さんが気持ちよさそうな表情。撮影は西槇太一さん。

かないまるがアルバム作りに参加しはじめたころのライブに、手話をバックでつけているクニーという女性がいたのを覚えている方もいらっしゃるでしょうね。クニーは結婚して現在一児の母ですが、クニーの旦那さんが西槇太一さんです。

西槇さんはライブの撮影、雑誌の表紙、アーティストの公式写真の撮影など、音楽業界を中心に活動する売れっ子の写真家さんです。

西槇太一さんの作品はこちら。


(287) new 超小型スピーカーHG10による作品チェックを導入しました
(181020)

今回のミックスから小型オーディオ機器によるチェックを導入しました。



機材はSRS-HG10です。今年発売のモデル。MIXに使う阿部さんのMACとはUSB-DAC接続。ケーブルはスープラ USB2.0ケーブル【A】⇔【microB】の1.0m版です。ちなみに自宅では1メートルでは短いので2メートル版3メートル版を使っていますが、とてもいい音がします。

かないまるは諸般の事情でこのネットワークスピーカーの音を信頼しています。先代のHG1とは形は同じですが音は別物です。今回は銀座のショールーム用に作ったスタンド(の原型器)に載せて使いました。とてもいいバランスとエアを表出します。このスタンド、今度紹介しましょうね。

このような小型スピーカでのチェックはとても大切です。大型スピーカで作った音と小型オーディオ機器の反応が矛盾しないようにするためです。今まではかないまるが自宅で小型スピーカでのチェックをしていましたが、今回は時間の関係で同時進行なので、ミックスの都度確認して行きました。



今回はこの小型機チェックに恵美さんが直接参加したのがとても大きいです。多くの小型スピーカーで聴くファンのために、魅力的な音を作り込むため、恵美さんも積極的に音作りしています。

ただし、調整は大型スピーカーのほうでおこない、それをまた小型スピーカーで確認するというような方法でおこないました。そうすることで大型スピーカーでの再生が一段と魅力のある音になるように調整することにもつながり、両者の相乗効果がよく出ました。

実はかないまるはAVアンプやプレーヤーのチューンでも、ある一定期間は意図的に小型スピーカー(ユニット径30ミリ程度)を使っています。そうすることで、大型スピーカーだけでは作れない魅力を機器に作り込むことができるからです。今回同時進行することで、音楽ソフト作りでも同じことが起こることが確認できました。

ちなみにHG10は高級オーディオと同じセンスで設計してありますので、エージングを念入りにやるとすごくいい音になります。特にUSB-DAC動作のハイレゾの音はタダモノではありません。グリルは取らない状態でチューンしましたのでそのまま使えます。グリルがついている状態のほうが音の拡散がいいのです。

なんだか最後はHG10のオススメになってしまいましたね(^_^;)。



(286) ケーブル下のマットについて
(181014)。




こちらは今回のミックス環境の配線の様子です。ケーブル類。ごちゃごちゃに見えますが、実はかないまるノウハウの固まり。コンセントタップなどはかないまるwebで公開していますので「あ、知ってる」という方もいらっしゃるでしょうね。

で、ここにケーブル下のマットという、いままで書いていない (たぶん) ネタがあるのでご紹介しましょう。

実はこれ「かないまる吸音ボート」です。つまり床の上にグラスウール、合板、グラスウールの順に敷いて、その上にケーブルが乗っているわけです。

これで床の振動がカットされて、事実上ケーブルに入りません。なのでケーブルの接点が安定するし、ケーブルがバックパネルを叩くこともなくなるので音質がよくなるのです。



(285) 藤田恵美さんの新作のミックスが始まりました。
(181014)。

1)編集が始まりました

藤田恵美さんの新作「カモミール・カラーズ」。ミックス(編集)が始まりました。

制作は今回もADD。この「A」とはアナログテープレコーダーで最初のスタジオ録音をすることをいいますが、これが現在はめちゃくちゃ珍しい。カモミールシリーズを録るエンジニア阿部さんのこだわりです。

前の記事は録音スタジオに遊びに行ったときの様子ですが、このミックス段階からはかないまるが参画。今回もサウンドクォリティーアドバイザーでクレジット予定です。エンジニアの阿部さんとのコンビはもう10年になりますね。

そしてベスト2から阿部さんがてがけている立体的パンニングも精度と音質がものすごくいい。立体的なパンニングは日本ではほとんど知られていませんが、海外のポップスの著名なヒット曲では積極的におこなわれています。具体的にはスピーカ2本なのに前壁全部が天井までキャンバスになります。



編集では画像のスピーカのうち左右の2本を使っていますが、音は前壁のどこにでもつけられます。左右方向だけでなく上下にも音を置けます。海外ポップスでは音の移動のようなギミックにも使われますが、純音楽に近い恵美さんの作品では音素材同士のセパレーションがよくとれるので音楽が丸ごとよく聴こえるという効果がえられます。

そしてこれは、万一立体感が再現できない、例えばカーオーディオのような再生環境でも、結局音の分離がよいというオーディオ的にみてとてもいい効果がえられます。。

この立体パンニングはカモミールベストオーディオ2からのチャレンジですが、いよいよ新作ということで、録音段階でのアンビエントのとり方がそれを意識したものになっているのがよく分かります。

実はある楽曲でアンビエントだけを聴かせていただきましたが、音を置く位置とアンビアントマイクでの音源の位置が横方向も縦方向も一致していて、作品のフォーカスがよくなっているのが確認できました。

この立体感はかないまる邸のちいさな自宅オーディオでも再現しますので、みなさんのところでも絶対に出ますよ。


2)阿部さんの機材



MOTUとMACは阿部さんの持ち込み機材です。この阿部さんの機材も以前かないまるでご紹介したものより新しくなっています。



編集はいつものデジタルパフォーマー。きわめて一般的なPTというソフトと比べて自然で深みのある音がすると思います。まあPTを否定するわけではないですが。


3)仕事している姿



ボケてますね。でもこれしかないので貼っておきます。

編集は、阿部さんがご自分のスタジオで作ってきたミックスを再生。かないまるがなおしてほしいところを指摘。修正後阿部さんも満足だとパチパチ。という段取りで進みます。

全11曲中1曲だけ課題がのこりました。かないまるの要求どおり修正すると修正量が多すぎて時間切れになる(^_^;)。というわけで違う方法で修正するとうことになりました。

さて明日14日からは恵美さんが加わってアーティスト観点での修正をおこないます。完パケは木曜日。ドキドキしますね(^_^;)

発売は11月21日の予定です。


(285) 藤田恵美さんの新作の録音が進んでいます。
(181006)。

藤田恵美さんのCD制作のお手伝い。カモミールベストオーディオを起点として、この10年の間に「心の食卓」「カモミールスマイル」「カモミールベストオーディオ2」と4作手がけてきました。いずれもソニーの試聴室で最終ミックスをすることで、オーディオ的に高い次元に仕上がりました。

かないまるの役割は、ベスト1は「そもそも恵美さんがうたった気持ちにもどす」こと。そういうコンセプトそのものがとても珍しかったので、この作品は恵美さん、ミックスの阿部さんと並んで、かないまるもプロデューサーとしてクレジットされています。

4作共通しているのが「サウンドクォリティーアドバイザー」としてのクレジット。プロのミックスにオーディオ設計の見地から完成度を一緒に上げる役回りです。恵美さんも「そうよ、私はそう歌ったのよ」と賛同して下さっています。

そうしたなか、新作「カモミール・カラーズ」の録音が進行しています。かないまるもスタジオにお邪魔して雰囲気をつかんできました。



スタジオ内はこんな感じ。楽器ごとにブースに入っていますが、一番大きなブースに入っているパーカッションの画像です。



調整卓側です。モニターは阿部さんのKRK。この卓で仮ミックスしながら各ブースの音をマルチトラック録音していきます。カモミールシリーズは全てアナログ録音/デジタル編集ですので、今回も録音媒体は今回もアナログテープです。

この記事を書いている時点で録音は完了しいて、このあとかないまるも参加してミックスが始まります。




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