片々雑事 22





(299) 給湯器をエコキュートからガスに交換しました
(20200426)

住宅機材は10年くらいが寿命ですが、築20年をすぎて3回目の交換時期になりました。まず外壁と屋根の再塗装工事が始まったらエコキュートの配管にクラックが入ってしまいました。足場工事で配管を叩いた可能性が大きいですが、証拠もないし。

修理すると結構高いので、この際交換することにしました。

まず水漏れを止める応急修理を自分でやって時間を稼ぎ、エコキュートの交換を見積もりましたが、思ったほど値段が下がっていなかったので断念し、ガス給湯器を検討しました。

ということで、モデルを選定。「ノーリツ 壁付エコジョーズ 24号オート GT-C2462SAWX BL」に決定しました。「マイクロバブル循環アダプタMB2-1SF」を追加。対応リモコンが「RC-J161E」に変更です。

さあ、業者者探しです。片っ端からネット見積りを依頼して比較。

最終的に工事を依頼したのは、リリーホームさんというところです。web見積が標準的な4業者より10%以上安かったので現地見積りを依頼。実際に施工する方 (代表の高橋さん) が見積りに見えて信頼感もあり、工事を発注しました。

リリーホームさんは千葉県佐倉市の地域密着の業者で、給湯器の交換は千葉県の東京23区、茨城県(守谷・取手・龍ケ崎・及び周辺)だけですが、対応地域で工事を検討している方にはオススメできます。



ただいま工事中。巨大なタンクがエコキュート。万年塀は去年はずしてあるので搬出は難しくないです。



工事完了。まあどこにでもあるガス給湯器ですが、エコキュートが撤去されるとものすごくスッキリしますね。



マイクロバブル動作中です。とても気持ちいいです。



(297) ガス台のSIセンサーを無効にする方法。
(20200125)

13年つかったガス台が壊れてしまったので買い換えました。リンナイ製。ところが、餅が焼けません。串焼きができません。焼き網をのせると火が小さく鳴ってしまいます。

「それはSIセンサーが原因ですよ」と教えていただきました。てんぷら油火災対策で2010年から、メーカーを問わずすべてのバーナーにつける規則になったとか。知りませんでした。困っている人が多いですね。センサーをはずしてしまう改造が沢山上がっていますが、センサーを針金で引っかけて止めておく対処法を書いている人がいました。

  1. http://blog.livedoor.jp/apoc_works/archives/51802052.html
  2. https://takjoe.hatenablog.com/entry/20141022/1413957872

やってみたらバーナーキャップが持ち上がってしまいます。この対処をされないようにリンナイさんが対策したのか、コストダウンでバーナーキャップが軽くなったのかは不明。

そこで、針金をガス台のなかにある板金に引っかけるようにしてみました。



こんな感じ。16番線(直径1.6ミリ)の針金を曲げたもの。





装着は金具でセンサーを押し込んで、下の方にある金属板にフックを引っかけます。外すときは針金をもってフックを外せば簡単に外れます。



串焼中です。古い焼き網が使えるようになりました。ちなみに実施するなら自己責任でお願いしますね。なにかあってもかないまるは責任は持ちません。




(297) トラッキングアングルテンプレートを作りました
(20200123)

リビングのアナログオーディオをボチボチはじめました。もう少ししたらページを作る予定です。基本的な構成ができたら書き始めますが、トラックキングアングルテンプレートを作りましたので、忘れないうちに貼っておきます。



ここをクリックすると 印刷用の画像が開くと思います。そのままA4で印刷してみてください。少しずつスケールを変えてあるので、10センチのスケールが合っているのが使えます。

使い方)
赤い四角をカッターでカットして円のところに45アダプタを両面テープで貼り付けてください。中央の青線のクロス位置に針先を乗せて、カートリッジが横線と並行になればトラッキングアングルが内周で0度になります。

青線は58ミリにしてありますが、これで線速度がもっとも小さい最内周でバッチリ0度になります。SMEのテンプレートは66ミリですので、SME3009などと同じにしたい方は適当に修正して使ってください。



(296) かないまるの再開について
(20200120)

(295)に書きましたが、ソニーをやめてみたら、いかにソニーでの体力負荷が大きかったか痛感しました。昨年中は半病人状態でしたが、最近やっと体調が戻ってきました。

実はある病を持っていることが判明し、それはそれで悩ましいんですが、とにかく動けるようにはなってきました。いずれまた仕事に捕まるでしょうけど、今は趣味としてのオーディオを再開するチャンスですね。

そこでカミさんと交渉して、年末年始にリビングを大幅に配置換えしてオーディオを再開しました。もちろんいろいろ書きたくてただいま準備中ですので、開始したらぜひ読んでくださいね。


(295) あけましておめでとうございます
(20200101)


あけましておめでとうございます。

かないまるは2019年11月末をもってソニーから離れました。すでに13年に定年退職。その後再雇用されましたが、再び18年に5年の雇用期間がおわりまた退職。

しかしいろいろ仕事のキリがつかなくて、うれしいことに後輩にも請われ、個人事業主としてソニーと契約していただき、もう一年勤めました。これは雇用ではなくて「注文書」による契約ですが、11月末でこの契約が満了して、ソニー卒業となりました。

設計者人生は40年8ヶ月でした。66歳到達は設計者としては最高齢だそうです。最長不撓距離記録保持者ですね(^o^)。

とてもよかったのは、個人事業主になれたこと。普通にやろうとしたらたいへんですが、会社も一年の契約のため知恵を貸してくれました。いろいろ勉強して経理も自分でやっています。

これでソニーは卒業しましたが、他の企業さんからは継続的に音質改善のお仕事を発注していただいています。とりあえず今も週一日の仕事をつづけています。

また一般の方の部屋の音チューンも、請われて仕事として開始させていただいています。かないまるのお手伝いを必用とする方は是非ご相談ください

さて、負荷が減ってみると体調が崩れていることを痛感しました。寝ていていい日はかなり長時間寝ています。というか起きられない?。それも約一カ月経過して大分回復して来ました。

2020年がはじまるにあたり、残った体力を温存し、カラダを壊さないペースを守りながら、生きがいをもてる人生を楽しみたいと思います。

かないまるwebは、つづけます。というか再開します。

ことしもよろしくお願いします。



(294) 設計人生が40年に達しました。
(190331-190401)

今日2019年4月1日は特別の日です。設計人生満40年の記念日なんです。

かないまるは2018年11月4日で65歳になりました。ソニーの再雇用規定は65歳までなので、28年11月末に退職しました。これで39年8ヶ月。

じゃあ仕事をやめたたかというと、やめてません(^o^)。毎日ソニーに出現します。個人事業主になって同じ仕事を続ける契約をしてもらったのです。社員から常駐さんに変わりましたが仕事は同じ。職場の卒業式である「ぱちぱち」もやりませんでした。

そんなにソニーに居たいかって。居たいですね(^o^)。こんなすごい才能集団となんて、可能な限り一緒に仕事したいです!。才能のある若い衆に音質仕事の指導をしたいし、自分自身のプロジェクトもある。なにより「いなくなると困る」とも言っていただきました。なので人事と相談して個人事業主で続ける道を作っていただきました。

トシを考えて稼働日を週5日から週3日に減らしました。でも仕事量は急には減らないですね!。むしろ増えてるかも。うれしい悲鳴というわけです。

そうしたなか、ついに今日、設計人生が満40年に到達します。

個人事業主というと若者が起業のためにはじめることも多いようですが、かないまるにとっても起業は起業です。ソニー以外の仕事をすることもできますしね。

個人事業主は「屋号」を付けることができます。「〜商店」みたいな感じ。かないまるの屋号は「かないまる」です。「かないまる」は商標登録してありますが、いよいよ商用運用となります。

もし音質で御用のせつはお申しつけください。やりますよ(^o^)。




(294) カモミール・カラーズ。久しぶりに表に出ます。
(180111)



告知
久しぶりに表に出ます。
オーディオアクセサリ誌のイベント「オーディオアクセサリーフェスティバルにて、藤田恵美のトークショウ&サイン会が開催」に出演します。
2019年1月20日デジタルハリウッド大学、駿河台ホール14時から


(293) new カモミール・カラーズ。e-onkyoでダウンロード販売一位に(ただいま三日目)
(181125)



発売日の11/21に初登場2位で登場。もちろん悪いポジションではない。このくらいにいると、見に来た人が「あ、出たんだ」で買っていきます。なのでするすると一位になる。

で、なりましたね。一位に。11/23日の未明に1位になりました。

その後は、今日(25日)現在まで1位に君臨しています。2位から5位の楽曲は、みるたびにコロコロと入れ代わっていますけどね、恵美さんは不動です。この安定感は、恐らく販売枚数が数倍くらい離れているのではないですねか。

1位を見る。有名人の作品である。サンプルをきいて音もいいことで買って行く。話題もある。
こうなるとなかなかおちないですね。ベスト2のときは二週間1位にいましたが、さあ、カラーズはどこまで延びるでしょう。

わくわくしますね。



(292) new カモミール・カラーズ。配信とどれを買えばいい?
(181125)

11/21に発売になったカモミール・カラーズですが、同時にハイレゾの配信も始まっています。
今回も録音制作はADD。まずアナログテープ録音をして、それをプロツールズで192kHz/24bitののPCMに変換。その後はデジタルパフォーマーというDAWで、内部32bitで192kHzのままミックス演算されます。

ハイレゾのリリースは、192/24と96/24のPCMと、5.6MHzのDSDです。DSDはミックス中に阿部さん、恵美さん、かないまるの三人が聴いていた音 (MOTUというDAコンバータの出力の音) をDSD録音したものです。

PCM音源というのは、比較的ユーザのシテスムの実力 (というかクセ)が出やすい傾向があります。それはPCM自身がグラウンドノイズを作るからです。つまりだめなDACでは相当だめになります。
ところがDSDは、グラウンドにノイズを薪散らかしにくいので、特にネイティブ再生をすると、DACの機器設計者の設計実力にあまり左右さないでよい音がします。
かないまる的にがどれかオススメするとしたら、この5.6MのDSDでしょう。

ちなみにかないまるは、UBP-X800→STR-DN1070で音を確認しましたが、阿部さんとかないまるで入念に作り込んだエアは、はやりDSDが一番よく出ていました。




(291) new カモミール・カラーズ。インタビュー記事のご紹介
(181125)

カモミール・カラーズ。発売されましたね。11/21にCDがリリース。同時にハイレゾの配信も始まりました。これに合わせて、e-onkyoとMoraに、それぞれ恵美さんと阿部さんが登場。先頭のアーティスト写真が同じなので、ちょっとみ同じ内容かと思ったら、それぞれ別のインタビュー記事でした。

まずMoraからご紹介しましょう。

タイトルは「藤田恵美『camomile colors』リリース記念インタビュー」。
urlは
https://mora.jp/topics/interview/camomilecolors/
です。





内容は、新作の制作までの経緯や選曲過程。制作、録音、ミックスを手がけた阿部さんも登場。アナログテープ(76センチ/秒)を使った録音など、技術面についても読むむことができます。

圧巻は、各曲ごとにそれを歌った思いなどを恵美さんが語った各曲目の解説ですね。ボリウムたっぷりですので、ぜひ聴きながらどうぞ(^^)。CDのジャケットもすてきですが、こうしたインタビュー記事もいいですね。

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次はもう一つの、e-onkyoのインタビュー記事です
タイトルは
アナログ・テープレコーダーが捉える音の気配! 藤田恵美のシリーズ最新作『camomile colors』がハイレゾで登場
urlはこちら。
http://www.e-onkyo.com/news/2206/




こちらもアー写が先頭ですが、後半に録音に使ったスチューダーのテープレコーダーの画像が登場してなかなか迫力があります。

内容は、恵美さんの作品に関する思いと同じくらい、阿部さんの録音制作に対する気持ちがよく現れていて、スタジオから基材に対する言及も多く、かないまるwebの読者にはよりおもしろいでしょう。



(290) カモミール・カラーズ。曲目リストです。
(181113)

収録曲情報を書いておきますね。

M-1 Close to You (遥かなる影)
(作詞・作曲 Burt Bacharach & David Hal)
M-2 Colors of the Wind ディズニー映画 「ポカホンタス」より
(作詞 Stephen Schwartz 作曲 Alan Menken)
M-3 Let It Be
(作詞・作曲 Lennon McCartney)
M-4 Shape of My Heart 映画「レオン」より
(作詞・作曲 Sting & Dominic Miller)
M-5 Vincent
(作詞 ・作曲 Don McLean)
M-6 Someday ディズニー映画「ノートルダムの鐘」より
(作詞 Stephen Schwartz 作曲 Alan Menken)
M-7 Just When I Needed You Most
(作詞 ・作曲 Randy VanWarmer)
M-8 You Raise Me Up
(作詞 Brendan Graham 作曲 Rolf L?vland)
M-9 The Water Is Wide トラディショナル・ソング
M-10 Ae Fond Kiss スコットランド民謡
(作詞 Robert Burns)
M-11 Wishes 「ひだまりの詩」英語バージョン
(作詞 Britt Savage 作曲 日向敏文)

一曲選べといわれたらスティングのシェイプオブマインドかな。もうぞっこんです。





(289) カモミール・カラーズ。CDがができあがりました。いよいよ発売です。
(181113)

藤田恵美さんのカモミール・カラーズのCD盤ができあがって来ました。早速聴きましたが、いやあ音がいいです。

今回の盤は阿部さんの希望でUHQ-CDになりました。CDの音質改善アプローチは従来いろいろあり、中には「魔が差したのか?」というものもありましたが、このUHQ-CDはいいですね。ポリカをいじっていないという点でCDプレーヤー設計者の私が最も認めうる考え方です。実際に音もとてもいい。

今回はSA-CDハイブリッドではないです。SA-CDを聴ける環境が極端に少なくなってしまった現在、CDとしての音質をやや低下させるハイブリッド(その対策が音匠仕様でした)ではなくて、逆にCDとしての音質を徹底的に良くする仕様を採用する。これはある意味、「配信とハイレゾに二分してしまった今の時代に出すCD」としては時代を反映しているかもしれません。



一方、配信ではハイレゾとしてはDSDや192/24が手に入ります。今回のミックスは192kHzですが、内部演算は32ビットなのでDSD配信の音はかなりいいです。今やSA-CDよりむしろ再生しやすいのでこちらもオススメです。

さて、今回のアルバムのリリース元は「HD Impression」です。恵美さんは長年所属したポニーキャニオンからここに移籍しました。このアルバムは移籍第一弾となります。

「え、HD Impressionってどこ?」。

そうですね。全然有名でないですが、ここは恵美さんの録音、ミックスをてがけて来たエンジニアの阿部さんが設立した会社です。「音源を自分で持たないと何もできない」という志からできたところで私も設立当初から遠くからですが見守ってきましたが、今回一緒に仕事をして、やっぱり「志は音を決めるな」と思いました。



明日から長瀞に紅葉をみに行きますが、たぶんずっとかけ続けると思います。ちなみにカーステ新しくしたんです。そのうちご紹介しましょうね。

発売まであと9日。もう少し待ってくださいね。
11/21日発売。予約はもうできます。



(288) ジャケット写真、恵美さんの移籍のご紹介
(181020)

恵美さんの新しいアルバムカモミール・カラーズ (camomile colors)のジャケット画像をいただきましたのでご紹介しましょう。



明るいブルーグリーンを背景に恵美さんが気持ちよさそうな表情。撮影は西槇太一さん。

かないまるがアルバム作りに参加しはじめたころのライブに、手話をバックでつけているクニーという女性がいたのを覚えている方もいらっしゃるでしょうね。クニーは結婚して現在一児の母ですが、クニーの旦那さんが西槇太一さんです。

西槇さんはライブの撮影、雑誌の表紙、アーティストの公式写真の撮影など、音楽業界を中心に活動する売れっ子の写真家さんです。

西槇太一さんの作品はこちら。


(287) 超小型スピーカーHG10による作品チェックを導入しました
(181020)

今回のミックスから小型オーディオ機器によるチェックを導入しました。



機材はSRS-HG10です。今年発売のモデル。MIXに使う阿部さんのMACとはUSB-DAC接続。ケーブルはスープラ USB2.0ケーブル【A】⇔【microB】の1.0m版です。ちなみに自宅では1メートルでは短いので2メートル版3メートル版を使っていますが、とてもいい音がします。

かないまるは諸般の事情でこのネットワークスピーカーの音を信頼しています。先代のHG1とは形は同じですが音は別物です。今回は銀座のショールーム用に作ったスタンド(の原型器)に載せて使いました。とてもいいバランスとエアを表出します。このスタンド、今度紹介しましょうね。

このような小型スピーカでのチェックはとても大切です。大型スピーカで作った音と小型オーディオ機器の反応が矛盾しないようにするためです。今まではかないまるが自宅で小型スピーカでのチェックをしていましたが、今回は時間の関係で同時進行なので、ミックスの都度確認して行きました。



今回はこの小型機チェックに恵美さんが直接参加したのがとても大きいです。多くの小型スピーカーで聴くファンのために、魅力的な音を作り込むため、恵美さんも積極的に音作りしています。

ただし、調整は大型スピーカーのほうでおこない、それをまた小型スピーカーで確認するというような方法でおこないました。そうすることで大型スピーカーでの再生が一段と魅力のある音になるように調整することにもつながり、両者の相乗効果がよく出ました。

実はかないまるはAVアンプやプレーヤーのチューンでも、ある一定期間は意図的に小型スピーカー(ユニット径30ミリ程度)を使っています。そうすることで、大型スピーカーだけでは作れない魅力を機器に作り込むことができるからです。今回同時進行することで、音楽ソフト作りでも同じことが起こることが確認できました。

ちなみにHG10は高級オーディオと同じセンスで設計してありますので、エージングを念入りにやるとすごくいい音になります。特にUSB-DAC動作のハイレゾの音はタダモノではありません。グリルは取らない状態でチューンしましたのでそのまま使えます。グリルがついている状態のほうが音の拡散がいいのです。

なんだか最後はHG10のオススメになってしまいましたね(^_^;)。



(286) ケーブル下のマットについて
(181014)。




こちらは今回のミックス環境の配線の様子です。ケーブル類。ごちゃごちゃに見えますが、実はかないまるノウハウの固まり。コンセントタップなどはかないまるwebで公開していますので「あ、知ってる」という方もいらっしゃるでしょうね。

で、ここにケーブル下のマットという、いままで書いていない (たぶん) ネタがあるのでご紹介しましょう。

実はこれ「かないまる吸音ボート」です。つまり床の上にグラスウール、合板、グラスウールの順に敷いて、その上にケーブルが乗っているわけです。

これで床の振動がカットされて、事実上ケーブルに入りません。なのでケーブルの接点が安定するし、ケーブルがバックパネルを叩くこともなくなるので音質がよくなるのです。



(285) 藤田恵美さんの新作のミックスが始まりました。
(181014)。

1)編集が始まりました

藤田恵美さんの新作「カモミール・カラーズ」。ミックス(編集)が始まりました。

制作は今回もADD。この「A」とはアナログテープレコーダーで最初のスタジオ録音をすることをいいますが、これが現在はめちゃくちゃ珍しい。カモミールシリーズを録るエンジニア阿部さんのこだわりです。

前の記事は録音スタジオに遊びに行ったときの様子ですが、このミックス段階からはかないまるが参画。今回もサウンドクォリティーアドバイザーでクレジット予定です。エンジニアの阿部さんとのコンビはもう10年になりますね。

そしてベスト2から阿部さんがてがけている立体的パンニングも精度と音質がものすごくいい。立体的なパンニングは日本ではほとんど知られていませんが、海外のポップスの著名なヒット曲では積極的におこなわれています。具体的にはスピーカ2本なのに前壁全部が天井までキャンバスになります。



編集では画像のスピーカのうち左右の2本を使っていますが、音は前壁のどこにでもつけられます。左右方向だけでなく上下にも音を置けます。海外ポップスでは音の移動のようなギミックにも使われますが、純音楽に近い恵美さんの作品では音素材同士のセパレーションがよくとれるので音楽が丸ごとよく聴こえるという効果がえられます。

そしてこれは、万一立体感が再現できない、例えばカーオーディオのような再生環境でも、結局音の分離がよいというオーディオ的にみてとてもいい効果がえられます。。

この立体パンニングはカモミールベストオーディオ2からのチャレンジですが、いよいよ新作ということで、録音段階でのアンビエントのとり方がそれを意識したものになっているのがよく分かります。

実はある楽曲でアンビエントだけを聴かせていただきましたが、音を置く位置とアンビアントマイクでの音源の位置が横方向も縦方向も一致していて、作品のフォーカスがよくなっているのが確認できました。

この立体感はかないまる邸のちいさな自宅オーディオでも再現しますので、みなさんのところでも絶対に出ますよ。


2)阿部さんの機材



MOTUとMACは阿部さんの持ち込み機材です。この阿部さんの機材も以前かないまるでご紹介したものより新しくなっています。



編集はいつものデジタルパフォーマー。きわめて一般的なPTというソフトと比べて自然で深みのある音がすると思います。まあPTを否定するわけではないですが。


3)仕事している姿



ボケてますね。でもこれしかないので貼っておきます。

編集は、阿部さんがご自分のスタジオで作ってきたミックスを再生。かないまるがなおしてほしいところを指摘。修正後阿部さんも満足だとパチパチ。という段取りで進みます。

全11曲中1曲だけ課題がのこりました。かないまるの要求どおり修正すると修正量が多すぎて時間切れになる(^_^;)。というわけで違う方法で修正するとうことになりました。

さて明日14日からは恵美さんが加わってアーティスト観点での修正をおこないます。完パケは木曜日。ドキドキしますね(^_^;)

発売は11月21日の予定です。


(285) 藤田恵美さんの新作の録音が進んでいます。
(181006)。

藤田恵美さんのCD制作のお手伝い。カモミールベストオーディオを起点として、この10年の間に「心の食卓」「カモミールスマイル」「カモミールベストオーディオ2」と4作手がけてきました。いずれもソニーの試聴室で最終ミックスをすることで、オーディオ的に高い次元に仕上がりました。

かないまるの役割は、ベスト1は「そもそも恵美さんがうたった気持ちにもどす」こと。そういうコンセプトそのものがとても珍しかったので、この作品は恵美さん、ミックスの阿部さんと並んで、かないまるもプロデューサーとしてクレジットされています。

4作共通しているのが「サウンドクォリティーアドバイザー」としてのクレジット。プロのミックスにオーディオ設計の見地から完成度を一緒に上げる役回りです。恵美さんも「そうよ、私はそう歌ったのよ」と賛同して下さっています。

そうしたなか、新作「カモミール・カラーズ」の録音が進行しています。かないまるもスタジオにお邪魔して雰囲気をつかんできました。



スタジオ内はこんな感じ。楽器ごとにブースに入っていますが、一番大きなブースに入っているパーカッションの画像です。



調整卓側です。モニターは阿部さんのKRK。この卓で仮ミックスしながら各ブースの音をマルチトラック録音していきます。カモミールシリーズは全てアナログ録音/デジタル編集ですので、今回も録音媒体は今回もアナログテープです。

この記事を書いている時点で録音は完了しいて、このあとかないまるも参加してミックスが始まります。




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