片々雑事 16





(211) かないまる邸の既存LANに無線LANを追加しました
(120315)

いまさらながら、かないまる邸で無線LANを使えるようにしました。

かないまる邸ではルータは@niftyからのレンタル品で、無線LANの無い契約です。かないまる邸はLANのコンセントは豊富な環境なので無線LANは無いまま放置してきました。ただまああった方が便利なことは間違いありません。

後から無線LANを追加する場合は、無線ルータを購入してルータ機能を殺せばよいことがわかりました。ちょうどDLNA環境構築の調査の一環で、USB-HDDを接続してDLNAサーバにもなるコレガの「CG-WLR300GNE」というのを購入したところ、非常に調子がいいです。



これがCG-WLR300GNEです。初期状態ではブロードバンドルータで、水色のLAN端子を光モデムから出ている外部のネットワーク (WAN)に接続すると、黄色いLAN端子と無線LAN側からインターネットにつながることができます。



既存のLAN環境にコレガCG-WLR300GNEを入れた図です。この場合ルータ機能が生きていると有線LANの青部分と黄色部分が二重ルータ状態になります。

二重ルータは通信速度が落ちたり、通信できないアプリケーションがあったりとトラブルの元です。

CG-WLR300GNEはこのルータ機能をオフすることができます。



無線/有線で接続して設定画面でも切り換えることができますが、このルータにはハードスイッチが付いているので、「ルータ機能をOFF」に切り換えます。

CG-WLR300GNEの設定画面は初期状態では192.168.1.1です。これはルータ機能が生きているときは、設定画面は通常自分が支配しているサブネットの先頭番地なので、これはごく普通です。ルータ機能をOFFにすると、番地は192.168.1.220に変更になります。



スイッチを切り換えてから設定画面 (http://192.168.1.220/)にアクセスすると、ルータ機能がスイッチでオフになっていることが確認できました。




ipconfigコマンドで無線、有線両方で接続が取れていることが確認でました。外への経路が二つあるわけですが、でもどっちの経路でつながるんでしょうね。



これはtracertコマンドで、ホームページのkanaomaru.comまでの経路を調べたものです。冒頭がワープスターになっていますが、これは@niftyからのレンタルのルータです。コレガのCG-WLR300GNEがルータとしてはパスされていて、単なる無線ハブになっていることが確認できます。

ちなみに219.94.192.12は、かないまるが借りているサクラのレンタルサーバーです。



(210)BD大賞、決まりました
(120222)

かないまるも審査委員の一角を依頼されている、「第4回DEGジャパン・アワード/ブルーレイ大賞」ですが、結果が発表されました。

詳細はこちら

大賞はヴィスコンティ監督の「山猫」でした。レストア部門賞を圧倒的多数で制し、グランプリも獲得しました。オリジナルはアグファフィルムで撮影されたそうですね。ハリウッド映画とはしたがって色が全然違い圧倒されます。

この映画、オリジナル・ネガの保存状態が悪かったそうで、21世紀に入ってからイタリアが金を出して修復したそうです。今回のBD化ではこのフィルムを8Kでスキャンして撮影監督自身が監修したそうです。あのグッチも費用を出しているとか。

本音をいうとかないまる的には綺麗すぎて不自然さを感じないでもないです。映像は本職ではないですが、オーディオでいうマスタリングに相当する強調感はあったとしておきましょう。でもまあ、3Dが一段落してみるとあまり迫力を感ずる映画があまりに去年はなかった。旧作にとられてしまったことを、今の映画人は深刻に考えた方がいいと思いました。

「審査員特別賞」に椿姫

かないまるは高音質部門の審査だけしましたが、この部門はNHKの佐渡さんの武満がとりました。とてもよく撮れていると思います。しかしかないまるが推したのはロイヤルオペラの「椿姫」でした。

この椿姫、録音がすごいんです。実はオーケストラピットが床より下にあり、そこから音楽が沸き上がってくるのがわかります。こういう録音はとても珍しいし、アンプやスピーカのセッティングがモロに効きます。もちろん2チャンネルで再生しても素晴らしいです。会場の審査で審査員の方にわからないので多数決では佐渡さんが有利なのは文句のないところですが。

この盤がもう一つ素晴らしいのは、日本語の字幕がついていることです。オペラは劇ですからね。鑑賞に字幕は必要です。日本のオペラ公演でも字幕公演は珍しくありませんが、かないまるが北米のメトロポリタン歌劇場でオペラを見たとき、前の座席の液晶に英語字幕が出ているのには本当に感動しました。オペラは英語でないことが多いですからね。

そこで審査員特別賞として推薦し、録音と字幕の魅力を解説したところ賛同が得られ、見事審査員特別賞になりました。

かないまるはオペラのBD/DVDは実はあまり買いません。オペラは器楽曲として鑑賞するには長すぎるからです。このような日本語字幕がついた作品がたくさん売れることで、字幕当たり前みたいな雰囲気ができるといいですね。

最近は「かないまるオススメソフトたち」がお休み中ですが、この盤は熱烈オススメです。ぜひオーケストラピットが床や畳の下に感じるようにスピーカセットアップや機器の調整に挑戦してください。


かないまる推薦・審査員特別賞
ヴェルディ:歌劇
≪椿姫≫
英国ロイヤル・オペラ2009
[Blu-ray]


ついでに、高音質賞と大賞も推薦しておきましょう。



大賞 山猫
バート・ランカスター (出演)
アラン・ドロン (出演)
ルキーノ・ヴイスコンティ (監督)



高音質部門賞
佐渡裕 指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
武満徹:フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番

がっかりしないと思いますよ。



(209) ただいまBD大賞、審査中…、みなさんもいかがですか。



昨年に続き、BD大賞の審査をしています。BD大賞というのはこんなものです。このページに出ている選考委員の投票で選出しますが、選考委員の最後に、

とあります。ソニーは機器メーカー会員で、その審査員をやります。評論家のみなさんは全部門の審査をやりますが、かないまるは「高音質部門」だけ審査。高画質部門は映像の専門の人(有名人です)がやります。

この審査、ユーザーのみなさんも参加できます。



賞品も用意されていますので、興味のある方はこちらから投票をお願いします。



[NEW] (208) あけましておめでとうございます
(120105)

正月休みをとっていますが、今年はカミさんのパートのシフトの関係で珍しくずっと自宅にいます。ながいこと片づかなかった懸案を片づけていますが、片づけても片づけても片づかないですね。明日カミさんの実家に二日間だけ帰省しますが、すぐに戻ってきます。今年は寝室にオーディオ機器を入れるんです。

で、今日はラックを作りました。



基本的にはかないまる式ラックのページでご紹介したものと同じ考え方で、ホームセンターで精度よく切ってもらった柱をシナ合板にコーススレッドで止めたものです。今回は柱を板の上下に交互にとりけることで、多段ラックにしてみました。

かないまる式ラックのポイントは柱一本につきコーススレッドを一本ずつしか打たないことです。市販品ではこういうことはたぶんできません。輸送で壊れる恐れが大きいからです。特に木口にネジを打って接着剤を併用しないというのはありえません。市販でありえないから市販品にはない独特のよい音がします。

各接続点にネジが一本ずつのかないまる式ラックは、強度メンバーの結合が弱く、構造体としての強い共振が出ません。特に板部分は、これ以上上手に鳴きを止めるのは難しいだろうという絶妙の状態になります。木口の繊維一本一本が面に垂直に接し、なおかつ微細なスパイク運動ができるからだと思います。

その結果、鳴きが止まるのにエネルギーロスは全く目立ちません。世の中にはアンプの音を完全に変えてしまう恐ろしく誤解を生むラックもありますが、そういうのはブラックホールのようなロスを持っています。それとは対局。アンプやスピーカが出したエネルギーを上手に使い、純度感がありエア感が失われない鳴りのよいラックになります。

このラックは寝室に入れます。リビングは最近はカミさんがパートから帰宅するとそのまま陣取って昼間から大いびきをかいて昼寝するようになってしまったので、なかなか神経質なことができません。寝室は昼間は使わないので、このラックに DA5700ESを入れて、静かな環境でいろいろと実験できるようにするつもりです。

スピーカはB&Wの805matrixを使います。スタンドもサウンドアンカーを入れます。半年かけてオークションで6本入手。問題はこれを寝室に入れることが出来るかです。狭いですからね、かないまる邸は。出来れば5.1chにしたいですが、最低でも4.0ch環境までは作るつもりです。

休み中にフロント2chだけは入れたいなあ。おっと、ケーブルがない。買ってこなくちゃ…。

今年もよろしくお願いします。





(207) 皆既月食
(111210)

いやー、皆既月食ですね。ややくらい部分が北に偏り、南側に光が残っています。




地球の影は月を東西に移動しますから、南の残った光はこれ以上暗くはならないのでしょう。全体に茶色い見たことがない色の月が見えました。皆既月食をつくづくと見たのは実は初めてです。

画像はかないまる邸の横の駐車場から撮影したものです。真夜中でかなり暗いし、ご近所はわりと明るくしない家が多いので、街灯など少ない灯火の影に入る位置に陣取り撮影しました。ファインダーは月以外は真っ暗でみえないので、画角はヤマカンに近いですが、オリオン座と月がちゃんと一緒に撮れました。画像の右が北 (というかほとんど真上)、左が南、上が東です。画像の左端がぼんやり明るいのがわかりますか。これはオリオン座が南の低い位置まで広がっているため、街の明かりが写り込んでいるのです。

今日はものすごく空気が澄んでいるのか、たくさんの星が見えます。オリオン座もはっきり見えます。少し夜風に当たっていたら、さらに目が慣れてたくさんの星が見えました。

ところが写真をとったらびっくり。カメラはニコンのD90ですが、D70の標準レンズをつけて、30ミリくらいで撮影。そうしたら肉眼ではみえないたくさんの星が写りました。ほぼ暗黒のなかに月食とはいえ月だけ明るいので、自動で決まる露出から絞りを3段くらい絞ってあります (5秒程度の露光でした)。




ほぼ真上にある月の周りです。これは望遠端で撮影。月の周りの星は、月と一緒に写るにはに月食でないと無理なんでしょうね。

皆既月食。なかなか幻想的でした。。明日はニュースで「天体ショー」なんていうんでしょうね。よいものを見ました。生きているということはありがたいことです。






(206)ロシニョール
(111208)

最近ロシニョールのウッドラケットにガットを張りました(近日更新)。テニスの世界でロシニョールがどのくらいの存在感のあるブランドかわかりません。でもスキーの板ではとても著明で、かないまるにとっても思い出深いブランドです。

20年以上も前にかないまるはSAJの1級を取りました。スキー部員だったのです。ほとんどの部員が2〜3年でとる1級をかないまるは8年かかって取りました。実はかないまるはスポーツは好きですが運動神経はあまり上等ではなくて、なんでも上達は遅い方です。特に単純な運動能力で差が付くことはだめで、幼稚園から小学校3年くらいまでは徒競走は常にビリでした。親の話では、勝とうとする様子すらなかったそうです。

それが小学校高学年になると、1番か2番を取るようになりました。障害物競走でのことです。これは抜群に速くてあまり負けた覚えがありません。頭で理解し、器用に立ち回る競技はわりと強いんです。

スキーがどちらかというと、まあ、ほぼ運動神経と体力、筋力でしょう。理屈で上達するのではないタイプのスポーツだと思います。でも理屈で欠点を矯正し、頭で体をコントロールすることでも上達するスポーツです。かないまるはそうしてスキーと接してきました。

それでも道具の力は大きいですね。



画像はロシの「3G」という板です。2メートルありました。かないまるはこの板を履いて1級をいただきました。スキー部に入ってから8年かかりました。

数年後、周りが全部カービングになってからも掃き続けましたが、非常に目立ち、リフト小屋のおじさんが「おー、懐かしい板だねえ」と声をかけてくれました。しなやかで安定で操作しやすく、この板を履いたかないまるの大パラはスピードもあるし、なかなかかっこいいんですよ。その後この板は壊れてしまい、画像の部分は記念に切り取って保管しています。キズだらけなので綺麗ではないですが、なんだか捨てられなくて。

さて、全然上達しないかないまるのスキーを決定的に変えたのは、この板も大きいですが、もっと大きいのが当時非常に有名だった「浦佐のスキースクール」で、コーチが教えてくれたひとことです。「常に斜面の雪が向かってくる方向に体を向けていてください。これを崩してはいけません」。そう教わったのが3月ごろでした。そして次のシーズンの正月合宿でついに1級をもらいました。

1級は、とれる人はだいたい滑り始めてから3〜4年でとってしまうものです。3〜4年でとれないとクラブをやめるのが普通です。ただスキー部には2級から上達しないで何年も居ついている長老グループがあり、かないまるもその一員でした。なので1級をとったときは全員が祝ってくれて胴上げをしてもらいました。何度も天井にぶつけられました。うれしかったな。

さて、8年もかかる間、仲間はいたのかというと、とっくに1級をとりながら、スキー部の合宿にその後も参加していた部員が10人前後いました。準指導員をめざす「準検班」というグループです。1級をとると次の目標は一般的には準指導員なんです。その中にずっとかないまるの進歩を励ましてくれた人がいました。年間滑走日数が平均50日くらい。22週(23週だったかな)連続でスキーに行った年もあるという強者で、浦佐のスクールを誘ってくれたのもその人です。準検班が浦佐に参加するのに同行させてもらいました。

強者さんはそのころはとても上手になっていて一緒には練習しませんでしたが、なぜ励ましてくれたかというと、同期入社で同じ年にスキーを始め、強者さんが1級をとるまではほとんど同じ班だったからです。強者さんは、やはりロシの板を履いていました。

かないまるは運動神経的に準指導員の可能性はありません。1級をとってからも2〜3年はクラブにいましたが、さすがに目標がなくなりスキー部をやめました。強者さんは少し後までクラブにいましたが、準指導員はとらないまま結婚して会社もやめました。少し遠くに引っ越しましたが、お子さんが生まれたときスキー部仲間と一緒にかないまるも一家で遊びに行きました (あ、強者さんは女性です)。

それから十何年も連絡がありませんでしたが、去年の今頃、突然スキー部仲間を通じて昔の仲間を探しているという話が聴こえてきました。会ってみると膵臓癌にかかってしまったというのです。私が励ます番が来たようです。何もできませんがときどきランチを一緒しました。普段食欲がないのが、昔の仲間と一緒だと食が進むと喜んでました。二カ月に一度くらいしか会えませんでしたが、必死に生きようとする気持ちが書かれたメールがしょっちゅう飛んできました。かないまるは携帯メールの入力はたいへんに苦手でしたが、数カ月で女高生並みに入力が速くなりました。

強者さんは、この5月に亡くなりました。

仲間を失うのは寂しいことですね。忘れるようにしていましたが、ロシのRマークを見たら思い出しちゃいました。

(ここにあった強者さんの画像は2011年末で削除しました)


(205) 最近の耳栓は性能がいい
(111116)

スポンジ式の耳栓。かないまるには必需品です。睡眠時、電車のなかなど、静けさがほしいときによく使います。

最近こんなのを買いました。



ガット張りページで工具を使うところでもご紹介しましたが、40個入りで973円という耳栓です。

オススメの理由は安いことではありません。耳栓は汚れると捨てる消耗品なので、安いのは助かりますが、オススメのポイントは性能です。すごく静かなんです。



これは潰す前。どちらかというと性能のよくないタイプにありがちな色と形。



ところがよくつぶれるんです、これが。そして細長くなりますので耳管のかなり長い範囲をうめることができます。そのせいか低周波まで遮音してくれます。接触している生体組織の質量と強度が大きく見えるのでしょう。驚くほど静かです。

耳栓を買ったのはそんなに久しぶりではないので、最近の耳栓が全ていいわけではなくて、この耳栓の性能がいいのだと思います。

これはオススメできます。


(204) グリップテープによいテープ
(111105)

あとでガット張りページいに入れるネタなんですが、テニス、スカッシュファンによいものをご紹介しましょう。



オーバーグリップテープを常用している方は多いと思いますが、付属している粘着テープ概してはがれやすいと思いませんか。かないまるはスカッシュで汗をかくとグリップが滑るので頻繁にオーバーグリップを交換しますが、安いグリップテープの粘着テープは特にはがれ易い傾向があり、マトモにくっついていてくれた試しがありません。

画像に写っているテープは最近使っているゴーセンのオーバーグリップテープで、テニス市場で一本85円 (10本セット)と安く、送料を入れても一本100円。グリップ自体の性能はいいんですが粘着テープがダメ。まあオープーグリップはとれも大差ない感じ。価格の高いリプレイスメントグリップの付属テープが比較的しっかりしているのに比べて、あまりコストがかけられないのでしょう。実は性能のよい糊はコストが高いのです。


そこで気付いたのが下記のテープです。



これです。我々の業界では「ULテープ」と読んでいます。本来は電気絶縁テープです。

日本で普通の「ビニールテープ (俗称ビニテ)」 とは別ものでUL規格品。粘着力がとても強いのが特長。しかも時間が経っても粘つきません。アンプ内蔵の電源トランスの引き出し線をまとめるなどによく使われています。



使い方は簡単で、巻いてあるほうを引っ張りながらハサミでカットして押しつけます。



いかがでしょう。矢印の先が先端ですが、わかりますか?。実は肉眼でもほとんどわかりません。

このテープはアマゾンで買えます。525円。アマゾン商品なので送料無料。5メートルなので約30回使えます。一回分17円。付属テープの補強用で使えば100回は使えますから一回分5円。

オススメです。


(203) ガット張り(ストリンギング)のページをオープンします
(111023)

しばらくここで散発的にかいていたストリンギングやラケットの話。専用ページをオープンすることにしました。

蕎麦が好きだと打ってみたくなる。その結果蕎麦打ちのページが出来ました。

テニスやスカッシュをやっていると、今度はガットを張りたくなります。シンプルな話。

ただし、蕎麦の時はブームだったので、マニアックな研究成果のほかに、初心者のかたが基礎から打てるように書きました。そもそも「打ち方を教えてほしい」といわれたのにお答えしたのがスタートのきっかけです。

しかし今回は、当面そういう記事では構成しません。まあそのうち書くでしょうが、当面は、テニスは張り方が判らないレアなラケットの張り方でスタートします。スカッシュは頼まれて張っているラケットの張り方を、順次ご紹介するつもりです。

実はいずれもかないまる自身の覚書を整理して公開します。資料の保管の意味をもっているわけです。

最初のうちは読み物なので気楽につきあってください。そのうちかなりマニアックなページになる予定です。



(202) 週番号エクセルを作ってみました
(111021)

これで世界的にISOが主流とわかりましたので、検索用のエクセルを作ってみました。下記のサンプルをクリックしてみてください。



こんなエクセルが開くと思います (開かなければ右クリックでゲットしてください)。このエクセルはISO方式の週番号検索用です。

デスクトップに貼り付けておくと便利かも。



(210)USの週番号がわかりました
(111020)

北米の同僚から、やっと情報が返ってきました。結論からいうと、彼の職場では

とのことでした。つまり欧州方式 (ISO8601)でやっているとのことです。オーディオを扱うディーラーさんたちとも同じルールでやっているそうです。

この関連はネットでかなり調べましたが、まあいろいろな方式が出てきて困りました。結局のところその理由は、

ということで、積極的に使っていないので統一されていないということろでしょうか。だからケースバイケースの情報が出て来るんですね。

なんて断って使わないと、間違う可能性がありますね。

結局のところUSも、週番はこれからはISOでやるというのが基本ルールになるでしょう。日欧で事業をしている人がその統一の担い手となるんだと思います。放置して混乱するのは2013年ですが、それまでには間に合いそうですね。

あー、すっきりした。


(209) 「英語はTOEICじゃないんですね」
(111020)

これは同僚 (後輩) が、かないまるの英語を聞いて言った言葉です。

かないまる50歳まで英語を話せませんでした。1996年にドイツ、フランス、イギリスに出張してから10年間、デモ、プレゼンをたくさんこなしましたが、実は基本的に全部通訳がついていました。

そもそもかないまるは飛行機が嫌いです。降下時に耳が痛いし、12時間乗るとカラダも痛くなる。なので海外出張は若いころ数回やってからはずっと断っていました。理由は「英語だめだから」にしていました。これは事実ですが、耳やカラダが痛いほうがいやでした。英語ダメの本当で、そのほうが断りやすかっただけです。

ところが1998年ごろ、マルチチャンネル時代になってデモができる人が極端にいなくて、「通訳つけるからさあ」といわれました。断る理由がなく連れ出されました。でも結局海外でのデモはおもしろくて、その後雑誌導入とデモでどんどん回数が増えました。

通訳付きのプレゼンは時間が二倍かかり非効率と思う人もいるようですが、実はそうではありません。かないまるのプレゼンは日本語で日本人にやるときと時間的に大差ありません。まず訳しやすいしゃべり方を工夫します。日本語による日本人に対するプレゼンは、話と話の間には必ず間(ま)を置くものです。その間(ま)が通訳の英語が出るタイミングとなるように、少し区切りを多くして話せばいいのです。そうすればせいぜい2〜3割増ですみます。

では2〜3割が無駄かというと、それも違います。プレゼンのペースが遅いので聴衆は確実に理解できます。またデモというものは、音を出している時間が結構あるので、そのタイムロスを縮めれば、総合的には通訳なしとほとんど変わらないのです。

さて、かないまるの通訳付きデモは「おもしろい」と評判でした。その理由は、実は通訳がいることによります。

なにがおもしろいかというと、日本語でしゃべり英語に訳すという二人でやる作業は、うまくやるとまるで漫才のような感じになるんです。通訳はときどき用語が違ったりして誤訳になります。そこを「違うよ」と日本語で突っ込みます。通訳はあわてますが、それが突っ込みとボケに見えるのか、大概うけます。かないまるを10年間海外に連れ回したYさんは、現在オーディオ協会にいますが、この人とやるデモは、一卵性漫才とまで言われました。Yさんでなくても、ネイティブと会話ができるような人は、大概ユーモアのセンスも磨かれていますので、ちょっといじるとすぐに漫才になります。

そうやって自分の言葉を直ちに英語になおしてもらうことを10年もつづけた結果、自然に英語が注入されていたようです。Yさんは音質チューンで外人と仕事をするときはその外人の付き添い役でもあるので、仕事の場では外人の英語の内容も通訳をしてくれました。これは英語がすぐに日本語になるのが聞けます。両方ともスピードラーニング効果があることになります。

そしてあるとき、通訳ナシで仕事をすることになったら、なんとしゃべれました。文法なんか糞食らえですが、通じる英語になってました。仕事で使う用語はオーディオ用語ですが、これは通訳が訳せるように10年にわたって日本語と英語の対応はとってきていますから自分でも使えます。

一昨年から欧州向けの音質と雑誌導入の責任者である英国人が来日して、何日もチューニングをするようになりました (かないまるが海外出張を止めてしまったためですが)。AVアンプだけでなくシステム物のチューンも手伝っています。英国人と二人でチューンするんですが、これが通訳なしなんです。

で、この仕事中、かないまるは猛然としゃべり続けます。かないまるの英語は、英語的に相当ひどいと思います。ほとんど現在形。過去形くらいはたまにはありますが、現在完了はくそくらえです。未来のことは、SHOULD BEくらいしか出てこないと思います。複数形も出てきません。ま、だいたい単数形。否定疑問を使うとYES、NOが逆なので、外人のほうが使うのをやめます。で、延々と仕事をつづけます。

この英語、TOEIC的に点数を付けると相当低いと思います。でも仕事をしているときは、TOEICが800点の人に負けません。「奥行きがある」「広がりがある」「サウンドステージがこのくらいある」「ボーカルがあと30%小さくないとだめ」「音が前に出る」「低音の質感のいろいろ」「情報量感がある」「音がかぶっている」「音が汚い」「音が歪みっぽい」「音がにじんでいる」「音のフォーカスがいい」「定位がいい、甘い」などは全部英語になります。というか英語で考えています。こういう時は、だれかがTOEICが800点でも900点でもかないまるは負けません。

説明もべらんめえ英語です。技術的解説をよく求められますが、すごく苦労しますがかないまるの考えをとにかく伝えてわからせます。これを日本語でTOEIC800〜900点に伝えて訳してもらっても伝わりません。かないまるがアタマには中身をなんとか絞り出したほうが伝わるんです。それを見た後輩がしみじみ言ったのが「英語はTOEICじゃないんだなあ」だったのです。

ただまあ、食事中の日常会話になると、かないまるは全くダメで、TOEIC800点の人を尊敬することになります。50歳までホテルのチェックインくらいしか英語を使わなかったので、一般生活用の単語はアタマに全く入ってないんです。

ちなみに、この英国人はマレーシア人の (それも中華系の) 英語が聞きとれません。速すぎるそうです。かないまるは聞きとれます。ははは。まあ「サンプル」を「せんぱー」と言うなど、独特の発音を覚えないと聞きとれませんからね。

ところで英語で必死に考えていて、言葉が出ないときに便利な言い回しを、10年以上前に香港に赴任していた日本人の英語から学びました。詰まったら、こう言うんです

すると少しすると別の言い回しが出てきます。時間が稼げます。「HOW TO SAY…」は便利な魔法の言葉です。




(208) 本当に悩ましい「週番号」
(111003)

北米もISO採用の流れのようです。下記は一応残しますが、正しくは(209)をご覧ください

前回の(207)でご紹介した週番号。欧州、日本、アジアなど ISO8601(日本はJIS-X03019に翻訳して採用) している地域は、はっきり決まっているので問題ないのですが、北米はちょっとわからなくなりました。

前回北米方式は「最初の日曜日からはじまる週が第一週」と書きました。これは下記が根拠です。

ところが元日が含まれる週を第一週とするというものが出てきました。

たぶん両方使われているんでしょう。

現在北米赴任中の同僚に問い合わせ中ですが、もし実情をご存じの方がいらっしゃったら教えていただけると助かります。

というわけで、少々お待ちください。




(207) 悩ましい「今日は第何週?」
(110928)

本日の話題はウィークナンバー (week number) についてです。実は今年はあまり問題ではないんですが、2013年に大問題になります。覚えておいて損はないので、ちょっと書いておきます。


かないまるが音質の面倒を見ているマレーシアの設計部隊とメールをやりとりしていたら、先日次のような表現が飛び出しました。

意味は「第42週にプロトを送ってそっちでチェックしてほしいんだけど、時間とれますか」くらいの内容ですが、ここで問題は第42週とはいったいいつなのか?。

日本では第何週という表現はあまり使いませんね。かないまるも不慣れなので、発信者に「wk42っていつよ」と聞いてから話を進めました。この話はこれでOK。

ところが直後に今度はフランスの販売会社から「○○のサンプル、wk46に必要なんですが、準備できてますか」というメールが。うわ〜、また wk**!。わかんな〜い。

wk**の言い方は、実はかないまるの周りでは去年あたりから急に増えていました。かないまる自身はあまり海外とのやりとりを直接しない人でしたが、専門の人が病気になっていて環境激変。結果、その道のプロや外人には当たり前のことがわからなくて、まだまだ勉強不足だなと思います。

で、wk**。ウィークナンバー(week number) 、日本語で「週番号」ですが、みなさん、今日は第何週かわかりますか。週番号について知識のない人が想像しやすいのは、

のどれかでしょう。しかし、国際的にはこれは使われていません。なぜなら年の切れ目に7日以下の週ができてしまうからです。実際は前年の52週、または53週を新年に食い込ませて、どの週も一週間を7日にするのが世界的ルールです。

ところがこの「世界的ルール」が二つあるのでややこしい。EUを中心とした国際標準として有名なISOで規定されたものが一つ。これは欧州、アジアで使われています。ISO抵抗勢力はUSですが、やはりというかやれやれというか、別の規格「US方式」があり、オーストラリア・カナダ等でも使われている方式です。

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まずISO方式。「ISO8601:2000」で規定されていて、算定方法は、

(両者は同じ意味になります)というアルゴリズムを推奨しています。この規定にはなぜそうするのかがわかりませんが

でしょうか。書き下すとこうなります。


たとえば元日が日曜日のときは、その元日は前年の最終週で、翌日の1月2日月曜日から第一週です (たとえば2018年)。元日が金曜日と土曜日のときも次の月曜日から第一週です (たとえば今年2011年や来年2012年)。

元日が月曜日から木曜日のときは、その週が第一週で (2013年など)、前年の最後の月曜日以後は新年の第一週です。

ISOを採用しているのは、欧州以外ではアジアがほとんどそうらしいですね。日本の週番号はJIS X0301で規定していますが、このJISはISO8601の翻訳なので、公式にはISO型です (JISに従うのが公式とすれば)。


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ところが米国USは混乱しています。まず現在ネットで検索すると (少なくとも日本語のページでは) その年の最初の日曜日がwk01のスタートです。これで困るのが、ISOとUSで週番号がずれるということです。

まず元日が木曜日〜日曜日までの年は、ISOとUSの週番号はウィークデーは同じで、日曜日が一つずれます。たとえば本日、2011年9月29日は第何周かというと、

なので、欧州でもUSでも平日と土曜日は第39週です。日曜日がずれますが、ビジネス上はまず問題になりません。

ところが元日が月曜時、火曜日、水曜日の年は、一致するのが日曜日だけで、ウィークデーの週番号がひとつずれてしまいます。これが起こる年は、直近では2013年 (元日が火曜日)です。たとえば、

という具合で、日曜日以外は週番号が一つずれます。

日本はもともと週番号を使う習慣がなく、US式のビジネス手帳やアウトルックのカレンダーで、漠然とこのUS式を使っている人もいる人もいるようです。また、週番号そのものが「使ってみると便利」ということで、ここ1〜2年で急速に普及しつつあるようです。

しかし2009年から来年までは平日がずれないので何事も起こっていませんが、2013年はISOとUSで番号が一つずれるので、事故が起こる恐れがあります。まあ、2013年が近づいたらこの話を思い出してください。



(206) TA-DA5700ESが発表されました。
(110928)

風邪ひいちゃいました。三日ぶりに試聴をしましたが、ブリブリと異音が…。目眩が…。う、ついに体が壊れたか、と思ったら、某試作セットの不具合でした。よかった (よくないか…)。

でもひどい風邪をひいているのは事実で、スカッシュを今日もあきらめました。先週は台風で電車が止まり、その前の週は忙しくて、これで三周連続でスカッシュできませんでした。これだと振替もとれない…。しくしく。

さて、TA-DA5700ESが発表されましたね。今年は久しぶりにシャーシを一新したので発売が遅くなっちゃいました (12月10日発売)。まあこういう年もあるということで、ただいま鋭意チューニング中です。

いろいろお話しするのはもう少し時間がとれたときにさせてください。さしあたり初日に出た情報をリンク集しておきます。

さあ、明日もがんばるぞー。



(205) AV-Q&Aの書き方を変更し再会します。
(110906)

かないまるはかなり定年が近いんですが、少し上の先輩が定年でやめるので、その仕事がどんどん入ってきて、近年になく忙しくなっています。たとえば部品、セット、デバイスといろな試聴が毎日ありますが、普通一テーマ2時間程度でやりますが、通常は試聴、デモ、メーカーさんのお手伝いなど、いろいろ合わせて多い日で3テーマまでにしています。これが最近は、1時間刻みで6テーマとか、1テーマを三日間 (だから20時間くらい?) ぶっ続けだったり。まあ背筋が張って困ります。聴くときはピンと背筋をのばしているからです。なにかの原稿を書き始めると、今度は一週間ぶっ通しで書きっぱなしだったり。

かくしてかないまるは休載状態。すみませんね。ガット張りだけは今のもっとも趣味なことなので、ついつい息抜きに書いてしまいますが、とうとう「たまにはオーディオネタを書いてください」というメールをいただいてしまいました。

ちなみに蕎麦打ち関係のメールもよくいただきますが、実はかないまるは糖尿病が出てしまい澱粉制限をしているので、ここ一年くらいはほとんど打っていないのです。打つとたくさん食べちゃいますからね(^_^;)

もちろん最近でもDA5600ESについて書きたいことはたくさんあるし、HiVi誌とAVrevue誌には、8月号に登場したりもしています。内容は業界内でちょっとした話題になっていますが、こんな美味しいネタですらページを立てることができない忙しさ。

さて本題。

そういうわけでなかなか書けないかないまるですが、メールでの御質問にはどんなに遅くなっても書くようにしています (もちろん違反メールや質問の意味がわからないメールにこちらからアクションをとることは全くできなくなりましたが)。つまりQとAはネタがありますので、これだけ再会してみることにしました。

ただ、書きやすいように形式をかえさせていただき、整理しないで羅列することにしました。時間ができたときに (たぶん老後だろう…) 整理はするのかな。

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