粗挽き粉への挑戦



更新020816
初稿020512


実は私は、かつて20年以上前に相模湖畔で食べた蕎麦を再現したいと思っています。緑がかった艶やかな太めで偏平なそばでしたが、蕎麦殼と思われる星が透けて見えるため透明感があり、またその表面はゆるやかな凸凹があり、食感もプリプリしたものでした。「うちのはこういうのなんですよ、お口にあいますかどうか…」といいながら出してくれました。私は昔から麺類には目がないのですが、なにしろ美味しかった。蕎麦というのはこのようにおいしいものかと、このとき知ったのです。

ところが、しばらくしてその店を探しましたが、再び見つけることはできませんでした。ご老人がやっていた食堂なので、すでに廃業になっているのかもしれません。

このそばは、恐らく粗挽きそば粉を手打ちにしたものと思われ、いつかは粗挽きという意識は私のそばうちの目標として強く持っていました。

そういったわけで粗挽きに挑戦しはじめましたが、困ったのはそば粉の購入です。まずほとんど売ってません。

インターネット上で粗挽きそば粉という商品がない理由は、おそらく現有の(並粉を挽く)石臼では美味しい粗挽きが挽けないからでしょう。粗挽き用に目立てをした石臼でなければ商品はできません。固定客は多くは見込めませんから、設備投資は難しいと思われます。

結局、そば屋さんの自家用そば粉を分けていただくか、限定販売のそば粉でなければおいしい粗挽きを入手できないのが現状のようです。このコーナーでは、そうしたそば粉を二点ご紹介します。

まず幻の粉と思われた、胡桃亭(くるみてい)という那須にあるそば屋さんのそば粉。胡桃亭さんから直接分けていただきました。24メッシュという驚愕の超粗挽きです。

また胡桃亭のそば粉の購入をご相談した銚子の古川製粉さん は、定番の特上印というそば粉を、32番メッシュに中粗挽きにしたものをメール会員に提供しています。限定販売品ですね。

今後美味しいそば粉があったら随時追加して行きますが、まずは個性的でとても美味しい上記二点のそば粉をご紹介します。



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