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使っている機材とソフト
2002/05/3更新 : 記述を全面的に書き換えました
2010/04/11更新 : 記述を全面的に書き換えました
このコーナーは、常用のソフトと機材のうち、ホームページ作成に使っているものを中心にご紹介しています。使った感じの生の声が聞けると意外に好評です。年に一回程度メンテしていますが、独自ドメインへの移行を機にリライトしました。
A ソフト/ツール編
1.HTMLエディタ (WEB作成ソフト)
ホームページ開始当初はタグを直接エディタで書いてました。タグ挿入型のHTMLエディタ「HTML Builder Pro」にはお世話になりました。懐かしいなあ。タグを書いていると結果の文書が見えるんですよね。映画マトリックスで文字の羅列から映像が見えているようなシーンが出てきますが、それに通じる楽しさがありました。まあ効率的ではなかったですが。
画面でみたまま編集できる実用的ソフトで、最初に使ったのは、ワープロソフトのWord97です。2000〜2003年ごろ使っていました。Word97が生成するタグはとてもシンプルで必要十分でした。「ルータのページ」はWord97で書いたものです。
2005年に仕事の関係でWord 97から Word 2000に変わりましたが、Word2000のHTML編集機能はどうしようもなくダメ。Microsoftの田舎者根性丸出しで、使えなくなりました。こういう根性がグーグルに付け入るスキを与えるんでしょう。そこで、2005年以後は「ホタル2001改訂版」というのを使っています。
ホタルを購入したのは実は2000年ごろでした。なのでこのソフトは使わないで眠っていました。理由は古い片々雑事の4)に書いたように、当時かないまるを構成するかなりのページと相性が悪かったからです。具体的にはタグ打ちで書いたページをホタルで開くと、既存ページが壊れてしまうんです。
しかし、一応WISYWIGエディタでありながら、とてもシンプルな基本的なタグだけでページがつくれるホタルは今では貴重なソフトです。フレームページも挑戦してみたら簡単に作れました。なので現在作っているページは全部ホタル製です。
タグ打ちしてつくったためホタルで開くと壊れてしまうページは、ホタルを中核エディタにすると決めてからはコツコツと修正したのでもうほとんどありませんが、最初のころ作った「かないまる邸のホームAV」などのいくつかのページは書いたときのままのこしてあります。つまり今ホタルで開くと、当然壊れます。でもホタルでは作れないタグ打ち独特のスタイルを残したい気持ちがあります。ノスタルジアですね。
2.画像作成、編集処理
基本的な画像の作成と調整は Paint Shop Pro X (以下PSP) を使っています。マルチレイヤが使えることと、ラスターとベクターが混合して使えることなど、作画機能が充実していて、価格と性能の比は高いと思います。操作性は慣れ次第でしょうが、かないまるは慣れているので手放せません。
かないまるのホームページは、画像はほぼ全部PSPで処理しています。デジカメで画像を撮影。PSPでトリミング、縮小、明るさとコントラストを整えてシャープネスを適度に与えるというのが標準的な処理です。
いつからついた機能かわかりませんが、遠近補正や傾き補正は、掲載画像の見栄えを本質的に改善するので、手放せないソフトです。
3.動画GIF、透過GIF作成
動画/透過GIFを作るツールは、Animation Gif Maker というフリーソフトを使っています。作者は服部宣広さん。ホームページ「はっとりワールド」は閉鎖されていますが、今でもソフト自体はダウンロードすることができます。古いソフトですが、本当につかいやすくて、いまでも使っています。
4.ファイル名小文字化処理
かないまるHPは、ファイル名の大文字、小文字の混在がかなりあります。モデル名のフォルダも、大文字は情報ページ、小文字は勉強会という感じで使い分けています。
またかないまるがアンダーバーがキライで、たとえばpaint_shop_proとするより、PaintShopProなどとする方が好きだという背景もあります。
ただ、無意味に混在してしまったときに一気に小文字に揃えることはやはりあります。そういうときに使うツールは、これも服部宣広さん作のLowerです。
5.リネーム君
文字通りファイル名変換ソフトです。いろいろ使ってみましたが、鈴木 理弘さん作のリネーム君が一押しです。ディレクトリ内のファイルをまとめてリネームできますし、リネームしないファイルの指定、ベースファイル名の指定なども簡単です。
このツールの作者のホームページは閉鎖されていたと聞いていましたが、実はちゃんとオープンしていたようです。 このページにはリネーム君が見つかりませんが、ベクターでのファイル提供でゲットできます。
6.PC画面キャプチャ
PC画面のキャプチャは、PRT SCRキーでデスクトップを取得してPSPで範囲指定という方法でずっとやってきましたが、最近リネーム君と同じ作者の「WinShot」を使うようになりました。
スタートアップで常駐させておくと、CTLE+ALT+F4でウィンドウごとのキャプチャができます。キャプチャと同時にプレビューできますが、このプレビューに外部アプリが指定できます。つまりPSPを設定しておくと、ワンタッチで処理に入れて便利です。
処理をしないで閉じてしまっても「\Documents and Settings\ユーザ名\Local Settings\Temp\_WSTEMP_」フォルダにBMPファイルが残るのも親切な仕様です。
7.FTPソフト
定番 ffftp を使っています。時々FTPが止まってしまって、アップロードが完全でないことがありますが、ほかのツールよりは誤動作や転送中の中断は少ないんだそうです。ファイル容量計算もとても便利です。
8.画像確認
以前は IrfanView(アーファンビュー) を使っていましたが、今はWindowsXPに標準添付の「Windows 画像とFAXビュア」しか使わなくなりました。
IrfanView(アーファンビュー) を使っていた理由のひとつが、フォルダ内のサムネイル表示でしたが、これもWindowsXPの縮小表示で十分です (PSPのイメージも縮小表示されます)。
OSの不完全をフリーソフトが補完していたのが、OSの進化で消えて行く典型例でしょうか。
9.ブラウザ
基準ブラウザはIE7です。
といっても、かないまるHPは通常ジャバスクリプトもスタイルタグも使ってないので、大概のブラウザで読めると思います。
ずっと以前はフレーム対応でないブラウザでも読めるように作ってきましたが、現在はフレーム対応は当たり前なので、新規ページはほとんど全部フレームページです。
B.機材編
1.パソコン
かないまるのPCは自作機です。詳細はこちら。
最初の自作機が2000年末の完成。PCそのものを勉強してみたい気持もあって作りましたがマザボがイカチンで、2001年の5月に修理で入院。ASUSのマザボCUSL2を買い足しました。
6月にはABITが戻り、すでに用ナシでしたがCD-R焼きPCにしたら、なかなか音がよくて感心しました。以来D-R焼きPCはかないまるの遊びのテーマ。機会があったらまとめてご紹介しましょうね。
2.ブロードバンドルータとハブ
かないまる邸は建築時にLANの配管をしたので、事実上家屋内のどこでもLANが使えます。
スタート時はISDN。たいして早くはなかったですね。プロバイダは@nifty。パソコン通信時代から自動的にユーザになりましたが、かないまるHPは、@niftyがインターネットプロバイダになってすぐにオープンしたんですよ。
2001年末からADSL化して、プロバイダがYahoo! BBに変わりました。このころから現役で残っているのがコレガ製のスイッチングハブ、FSW-8Lです。寿命が長いのは、ブロードバンド接続がFTTHになっても、スイッチングハブの速度のほうが速いからで、100BASEの環境は今後もしばらく使えそうです。
その後、東電のテプコ光 (現在はKDDI)でFTTH化し、この時のプロバイダはコスト的な理由でSo-net。そしてNTTのBフレッツ乗り換えキャンペーンで@niftyに戻りました。まあプロバイダは今後もコスト要因で変えるでしょうが、@niftyのメールアドレスとホームページのルートアドレスは維持するつもりなので、@niftyとの付き合いは今後も続くでしょう。
ブロードバンドルータ (IP電話機能付き) は@niftyからのレンタル品です。接続できないあらゆるリスクがありませんので、故障時に無償交換になることも含めて保険みたいなもんだと思っています。
3.プリンタとスキャナ
プリンタは以前は印刷品質を重視してエプソン機でしたが、どうしてもインクが詰まるのでキャノン製に変更しました。稼働していているのは、
1) Canon PIXUS MP770
2) Canon PIXUS 6100i
のニモデルです。1)はA4プリンタで、スキャナとコピーの機能もある複合機です。コピーは家族も使いますが、プリンタはかないまる専用です。
2)はA3プリンタです。A3プリントが必要なので設置していますが、使っていないとヘッドが詰まるので、こちらは家族の共用プリンタにしています。
キャノンのプリンタは印字ヘッドが詰まっても、簡単に交換できるのが美点でした。実際、上記ニモデルともに4年経過した時点でヘッドが寿命になりましたが、ヘッドだけを数千円で購入して取り替えることで使い続けています。
このヘッドは販売は残念ながらキャノンの方針で昨年中止になりました。ヘッドだけ交換しても印字が回復しないことがありトラブルが多かったようですね。でも自己責任での交換用まで出さないのはどうなんでしょう。
中止直後は修理会社でヘッドを販売しているところもありしたが (補修部品を転売)、ほどなく販売サイトを閉じました。キャノンからの指導 (つまり圧力) によるそうです。かないまるはまず1)のプリンタのヘッドが壊れて、このような残存サイトから購入しましたが、続いて2)のヘッドが壊れたときはもうサイトが閉じていましたので、メールで相談してヘッドをわけていただきました。
そもそもユーザがヘッドを購入できて交換できるのは、購入時にキャノン製を選定する大きな要素でしたし、当時はキャノンのウリでもあったのですから、そのころのモデルで供給を一方的に中止するのは非常におかしいことで、今もキャノンには供給義務があると思います。
4.デジタルカメラ
99年の年初に買ったのがニコンのCOOLPIX950です。200万画素しかないものでしたが、力強い画質でWEBページをつくるのには最適でした。残念ながらこのモデルは、バッテリー残量センサに設計問題があったようで、バックアップに購入した二台を含む合計三台全部が同じように使えなくなりました。
その後中型COOLPIXをもう一台使ったあと、一眼レフのD70を購入しました。D70はどんなに加工しても壊れない画パワーがあり、海外出張にも持参して、たくさん画像を撮った思い出深いモデルです。
D70は突然死してしまいましたが (有名な不良らしい)、同じCCDを使ったD40をしばらく使い、その後現在も使っているのがD90です。D90は画質がよく非常に気に入っていてます。高額商品なので故障してほしくないものです。
ちなみにαはなぜ使わないのかとよく聞かれますが、かないまるはαがソニー製になる以前からのニコンユーザなので愚問ですね。一眼レフはレンズ資産がありますので、一度使い始めると簡単には変えられません。
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