緒言



更新 041017
初稿 040411


更新情報
31番にあとがきを書きました。これでTA-DA9000ES勉強会は完結とさせていただきます。

なおQ&Aは書き続けますので、ご質問は引き続きどうぞ。


はじめに

昨年 (2003年) 11月21日に発売したAVアンプ TA-DA9000ESは、HiVi誌のベストバイ一位、同誌グランプリ金賞受賞、スイングジャーナル誌ジャズコンポーネントアワードAVアンプ一位、など、各誌のアワードを総なめ状態になりました。海外各誌のアワードも次々に獲得しています。

各地のショーでも軒並み人気を博しています。たとえばブリストルショー (英国/2月)で、JMラボのグランドユートピアBeを2チャンネルでピュアオーディオとしてデモ。JMラボが「このアンプは本当に音がいい」と絶賛してくれるほどの鳴りっぷり。B&Wのエンジニアが自分のCDをかけに来たり、ショーで最高の音だったという評価をジャーナリストから受けたりしました。

このほか北米のデモはウィルソンのシステム7とウォッチドッグSWを使った5.1チャンネルまたは7.1チャンネルが中心で、CEDIAショーでは9.1チャンネルのデモも行っています。

ウィルソンのシステム7といえば、1ペア300万円以上するスピーカです。7.1チャンネル分だと1000万円を超える価格になります。グランドユートピアに至ってはたった2チャンネルで1000万円クラスのスピーカです。これを60万円のDA9000ESで鳴らすのはいかにも不釣り合いの感じがします。

でもこれが鳴ってしまうんです。JBL-K2もB&Wノーチラスもガンガンなる。そして聴く人に感動を与える音が出る。なぜでしょうか。

DA9000ESは、過去のすべてのモデルと一線を画します。それは初めてデジタル方式のパワーアンプを登載しているということです。実際、デジタルアンプが生み出す音は本当に新鮮で、ある種の驚きもって迎えていただきました。

ではデジタル方式でパワーアンプを構成すれば必ず音がいいのでしょうか。答えは否です。一般論としては、デジタルアンプを仕上げるのはむしろ難しいと言えます。DA9000ES自体も昨年の6月時点では、某評論家先生に「13点」という落第点をもらっています。

それが合格点になるために行った改良ポイントは1000を超えます。今思うと、自分が生きているのが奇跡かも(^_^;)疲れちゃった…

ただ、ひとつだけいえるのは、デジタルアンプといってもいろいろとあるなか、素性の善し悪しがかなり効くということです。素性のよくないものは仕上げようがありません。ソニーのS-Master PRO の素性の良さはピカイチです。

というのもS-Master PROはソニーの1bit系DAコンバータ開発10年以上の経験を活かし、1bitDACを素直にパワーアンプにアレンジしたものだからです。DACのプロが作ったS-Master PRO。素性がいいのも当然です。

加えてDA9000ESは、大型の電源、良質のオーディオパーツ、デジタル回路全体の音質ノウハウをともなって、極めて音質のよいAVアンプとして完成したわけです。

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というわけで、DA9000ES。初お目見えのデジタル (パワー) アンプということで、お問い合わせもかなりいただきます。そこで、昨年の「VZ555ES勉強会」と同じようなスタイルで、DA9000ESの勉強会をやることにしました。

まずは外観、内部の説明、そしてデジタル化された音の秘密という具合に詳しくご紹介して行きましょう。

なおご質問はメールでお寄せください。かないまるのトップページからメールを出すことができます。ご質問には回答可能な限り直接お答えし、みなさんで共有するのがよさそうな内容を編集して「Q&A」として公開していこうと思います。

・なおこの勉強会は書き下ろし資料です。文書の著作権はかないまるが所有します。
・この勉強会の内容は、ソニーマーケティング(株)が発行しているテクニカルノート、雑誌掲載記事などの形ですでに公開済の公知の内容と、かないまる個人の知識で構成します。未公開の企業秘密は含まれていません。
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