LANオーディオを始めよう
TA-DA5700ES勉強会



サーバーを立てよう

DMSの実例、その2

Windows XPのパソコンを音楽用サーバーにする

その1 概念編

初稿 120329

1) 大阪で使ったサーバとしてのPC

前項までで、サーバー専用機ともいえるNASをLAN上に置く話を書きました。NASは音質のよいのに出会うと十万円を超えるようなCDプレーヤでも太刀打ちが難しい高音質再生が可能です。

音の良いNASには勝てないかもしれないが、音の悪いNASより全然音がいいのが、
WindowsXPのPCをDMS専用機として使う方法です。とにかく便利なので、試してみる価値はあります。

ちなみに大阪のデモでは、

  1. USBメモリの音質比較
  2. LANケーブルの向き
  3. ディスプレイの消画

による音質差をお聴きいだきましたが、このうちの2.と3.は、持参したWindowsXPのノートパソコンをDMSとしていました。


2) リサイクルの魅力

WindowsXPのPCは、使わなくなった古いモデルを音楽用に使えるという利点があることです。ロースペックなPCを徹底的に無駄な仕事をさせないで音質をよくする楽しみもあります。

たとえば、高音質PCを作ろう、遊ぼう のページでご紹介しているノウハウは全部通用します。Northwood (130 nm)コアが狙い目です。かないまるが試聴用のリッピングに普段使っているのは、2.4GHzのNorthwood 533MHzです。

ハイパースレッディングのNorthwood (130 nm)コアのPentium4 (800MHz) のD1ステップは実用に十分な速度がありながらとてもよい音がします。一時期2.4GHz〜2.8GHzのD1ステップを10個くらい確認しましたが、なかなかよい音でした。

そういうわけで、ソケット478のPCで、ノースウッドコアのCPUが載っているものが転がっていたら、廃棄する前に音質を確認してみることをお勧めします。宝物かもしれません。

PCをリッピング、D-R焼き、DMS用途の専用機として使うと、普段はディスプレイの電源は切ってしまってよい ので消費電力を抑えられます。ディスプレイを切ると音質もよくなります。


3) DMSソフトはOSに入っています

WindowsXPをDMSに使う場合、追加ソフトは必要ありません。初期のWindowsXPにはDMSの機能はありませんでしたが、アップデートにより追加されています。Windows Media Player 11が出来たときにDMS機能が追加されたのです。

古いPCをDMS用に使おう思ったら、Windows Media Playerを11にアップデートしてください。サービスパックはSP3も当ててください (なぜか音質もよくなります)。そして不要なファイルを全て削除したあと、デフラグしてくたざい。

Windows Media Player 11 はWindowsXPのOS本体の一部として常時動作します。つまりWindows Media Player 11を閉じても、DMSの機能はOSが起動している間は常に動作します。

またリッピングもWindows Media Player 11でやる必要はなくて、xアプリやiTunesなどのグレースノートとの連携のよいものが使えます。リッピングソフトのファイル蓄積フォルダをWindows Media Player 11でDMS公開すればいいのです。

セットアップの手間はありますが、機能が少ないだけわかりやすい利点もあります。今後アップデートされてわかりにくくなる恐れがないというのもいいですね (笑)。

次ページでDMSの設定方法をご紹介しますので、是非やってみてください。



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