音楽小道具



なかなか音がいい
エレコムのちっちゃいPC用スピーカー

初稿 120818


猛烈な多忙をなんとか乗り切り、遅いお盆でカミさんの実家に帰省中です。音楽を聴きたいなと思い、いつも持参しているPCを起動。おっと音が出ない。PCのスピーカが不調のようです。

そこで急遽、町で一番大きな電気屋さん「Yマダ電気」でエレコムのPC用スピーカを買ってきました。

アマゾン価格は949円 (送料無料)。町での価格は1400円少し高めでしたが (いや、大分高いぞ…)、それはいいとして、間に合わせのつもりが、なかなか音がいいので紹介しましょう。




外観はこんなものです。8センチ角の外形に46ミリのユニットがついています。コーンはφ35のメタル逆ドーム。動きのよい柔らかいロールエッジが付いています。




キャビの背面は四角錐形状。スゴク丈夫というわけではないですが、並行面がないためかあまり鳴きません。丸い穴はバスレフのポートです。共振点は200Hz弱だと思います。



電源はUSBからとります。音源はPC内蔵のDACです。

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さて音質ですが、これが期待以上によくてびっくり。PCの周りに独特のエアを展開してくれます。

このタイプのエアは、かつてクリエイティブの細長いスピーカで経験したことがあります。製品名を失念しましたが「何千円」もした高額なPC用スピーカで、メタルドームが二個パラになっていました。ユニットの直径が30ミリ程度なので低域は全く不足ですが、エアの表現はとにかく絶品でした。低音が出ないといってもベースは倍音が出るのでちゃんと聴こえてきます。バスドラは気配程度でしたが。

都合三台買いましたが一台はダメだったのでバラツキはあるようです。でも当たるとすごいスピーカーでした。

今回のエレコムのスピーカは、このときのクリエイティブ製品ほどちゃんとはしていませんが (安いですからね)、空間的にはとてもよく似た立体感をもっています。つまり同じ感じのエアを展開するんです。どういうエアかというと、PCの周りに「直径1メートルくらいの音楽が詰まった空間」を作り出します。

最近お気に入りのアルバムの一つ、ポールマッカートニーの Kisses on the Bottom -Deluxe- が今デスクトップで鳴っていますが、いい雰囲気です。

このアルバムはピアノトリオ+ギター+ストリングスがボーカルをバッキングしますが、まずピアノが楽器として立体的。ベースはこれに絡むように鳴り、シンバルは空中に浮遊するよう。そしてストリングスは広々とゆったりとただよいます。スピーカの周りになにかこう、い〜い世界ができます。そのなかでポールがじいさんげな味のある喉を聴かせる作りです。

そして音と音の間にエアが自然に詰まっています。クリエイティブのスピーカはもっと詰まっていた記憶がありますが、1000円ならもう十分という感じ。もしかすると電源をちゃんと作ってあげるととんでもなくいい音がしそうです。

ちなみに再生ソフトは、画像に写っているIBM ThinkPad X60では、iTunesかxアプリがいい感じでした。フーバー2000では少し厳しい感じで、いい加減な作りのソフトのほうがいいのかも。

あ、そうそう。買うなら白にしてください。白と黒は当然音は違うと思いますが、かないまるが聴いたのは白です。黒の音はわかりません。



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