AVQ&A

DCACのカーブの基準はなんですか
初校 080425


ご質問

TA-DA9100ESの自動音場補正に関して質問です。調整完了後にイコライザを見ると案の定かなりデコボコして います、このレベル値はどのスピーカに対して補正しているのでしょうか? はやりフロント(L/R)でしょうか?

お答え

どのモードを使いましたでしょうか。「メニューで補正をしますか?」のひとつ先に、フルフラット、エンジニアリファレンス、フロントリファレンスを選ぶところがあります (デフォルトはフルフラットです)。この各モードごとにターゲットが変わります。

このなかでフルフラットはスピーカの周波数特性の乱れと同時に部屋の定在波の影響を消去します。このため10畳以下のリスニングルームで発生する100ヘルツ以上の有害な定在波がなくなり、ブーミーだった低音が素直になり、重低音が聞きとりやすくなります。

しかし人間が住む屋内は通常定在波があるのが普通なので、これを消してしまうと、人間は音に温かみを感じなくなります。エンジニアリファレンスは、それぞれのスピーカをかないまるの会社の試聴室の音に近づけようとします。かないまるの試聴室は6×7メートルの比較的大きな空間で、定在波もそのような場所のものが再現されます。とても人気のあるターゲット特性なのでお試しください。

フロントリファレンスは、フロントには一切補正をかけずに、それ以外のセンターとサラウンド、サラウンドバックの周波数特性を、フロントL/Rの平均値に合わせて調整します。

これはフロントが極めて良く調整されている場合、それを神様としてターゲットにするモードです (パイオニアさんのフロントアラインと同じになると思います)。