AVQ&A

サラウンドスピーカは、床置きでよいか
初校 070515



ご質問

サラウンドスピーカですが今までの記事を読んでいると壁の上の方にセッティングされているケースが多いようですが、我が家では全て床置きです、これでは効果は落ちてしまうのでしょうか?

お答え

床置きでかまいません。そのほうが設置がしっかりするのでエアが充実しやすいです。ただしダビングシアターは壁づけなので、映画の場合は、元より充実しすぎるかも。

実はかないまるの会社の試聴室もメインに使っているスピーカは、物理的には床置きにです。「映画館以上のエア」とよく言われますが、それはサラウンドスピーカが床置きという要素はあると思います。

ただし、台を使ってサラウンドをフロントより少し高い位置にしています。仰角で約10度。1メートルで15センチ程度の勾配です。サラウンドをやや高めに設置するのは、ITU-R BS.775-1でも許容しており、この処理により音楽ソフトも映画も、空間がフワっと浮き上がります。

なお壁設置の場合は、できる限り10〜20度の範囲に入るようにしてください。高すぎるとフロントとの移動音がスムースになりません。スクリーンから出て行ったヘリが突如空中に飛び出すなんて言うのは、たぶん移動がつながっていないのでご注意ください。多くの映画では、そういうシーンはスクリーンからスムースに出て行くのが本来の音作りです。