[130624]
2チャンネルユーザとして、AVアンプは使えますか。2チャンネルアンプより音質は劣りますか?。

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ご質問とお答え

ご質問)

僕は、*****というコンポを好きでもう15年ほど使っています。
しかしさすがに故障している部分も多くなり、またairplayやUSB端子、NAS等最近の音楽生活に必要な機能がないため買い換えようと思うのですが、最近のシステムコンポは各社どれも本体もスピーカーもとてもコンパクトなのはいいのですがいまいち音がしょぼく感じ好きになれませんでした。(特に低音が)

それで単品で2chアンプとCDプレーヤーという組み合わせも考え各社調べましたが、USB端子はついていてもairplayやNASには対応してはおらず、色々探しているうちにSTR-1040にたどり着きました。ほぼすべて自分の望んでいた機能を持っているのですがAVアンプと言う事で7.1chということや映像系の色々な機能がついています。私は2chで音楽を聞くことしか今の所考えてませんし、(多少ライブBDなどは見ます)サラウンドには興味があるのですが部屋の大きさ的に難しいです。

そこで質問ですが、ただ2ch音楽用途でしか使わないのにAVアンプを買うという判断はどうなんでしょうか?間違っていますか? AVアンプはステレオアンプより音質が悪いと聞きました。

(回答)
「AVアンプはステレオアンプより音質が悪い」というのは、かつてはそういう時期もあったと思います。しかし現在は音のよいAVアンプがたくさんあります。かないまるが音質をチューンに関わった、TA-DA****ESシリーズや、STR-DN2030、DN10401040は、手前味噌ですがよい音がします。音質チューンも2chで入念に仕上げてあり、それをベースにマルチchを仕上げています。したがって2チャンネルの音楽用途であっても、かないまる印のAVアンプなら十分に使えます。

そうなる理由も幾つかあります。

まずチャンネル数が多いこと自体が、実は2チャンネル再生にもよいのです。なにしろ7チャンネルを駆動できる巨大な電源を持っていること。ここに注目してください。これが2チャンネル再生にわるいわけがありません。2chで設計したら絶対につけないような電源は、マルチch動作時のために必要なのでかならず装備されるのです。

では動いていないチャンネルの存在がどうかというと、まず音質的にマイナス要因にはなりません。空きチャンネルは使わないときには悪さをしないように設計できるからです (2ch再生を入念に仕上げていない場合はだめですが、かないまるは必ずそうしています)。

AVアンプがピュアアンプにくらべて音質が阻害される要因があるとしたら、内部にある信号処理系のノイズです。DSP、HDMIなどのインターフェイス、表示管などがノイズを出します。

以前はこれに手こずりましたが、S-Master PROデジタルアンプというノイズの固まりのなかからよい音を再生する方法を見いだしたときを転換点として、近年は完全にブレークスルーしています。2006年発売以後のソニーのアナログ方式のAVアンプはとても音がよくなっています。

特に、DLNA再生やHDMI接続のCDプレーヤなどを使いたい場合、対応する再生システムの設計は、結局のところこのノイズと戦います。ここで注目していただきたいのは、AVアンプはこうした機能の装備の歴史が長く、音質のためにこのノイズと戦ってきた結果のノウハウの蓄積も一番大きいカテゴリーだということです。

したがって機能的にも、音質的にも、ESシリーズやDN2030/1040はピュアオーディオの2チャンネルと互角か、へたをするとむしろよいかもしれません。




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