オーディオ用NAS RockDisk For Audio




電音質改善その5)

防振ジェルによる音質の改善


151122初稿


ラスク板はかなりよい結果でした。いろいろなヒントもくれました。ラスク板で得られる低音はなかなかのものです。しかし音調がややハードなのと、となりのRockDiskNextとの比較ではまだわずかに純度の低さを感じます。

でもかないまるの場合は一日中音を聴くのが仕事なので、せめて寝る前には柔らかめに音楽を聴きたい。つまりもう少しハードでない音が欲しいかなと思いました。特にRockDisk For Audioのしなやかさや、ボーカル帯域の魅力は残したままピアノの付帯音を減らせたらより理想的です。

同時に、ここまで来ると足ゴムの音が気になってきます。



これがRockDisk For Audioの足ゴムです。たぶんごく普通の合成ゴム(CRゴム)を両面テープで貼り付けてあるだけでしょう。実はRockDiskNextもたぶん同じ素材ですが、RockDisk For Audioは本体がプラスチック製のためか、相性的にやや役不足に感じます。

そこでまず形状をキープしつつ素材をいろいろ変えてみましたが、面積が小さすぎて交換しても剥がれてコケてしまいます。うすいとあまり変わりませんし材料もあまりありません。

そこで少し大きめの素材の上に乗せる作戦にしてみました。手で持った状態が音がいいのですからコンニャクの上なんかよさそうです。コンニャクは残念ながら試していませんが (今度やってみます…) そんな状態になりそうな素材をアキバを歩いて探しました。

で見つけたのがこれ。



地震のときにテレビの転倒を防止するためのもので、たいへんに柔らかいゲル素材(ジェル素材)でできています。



20ミリ角で厚みが5ミリくらいの透明で柔らかい素材が六個入り。表面は粘着性がありペタペタとよくくっつきます。この粘着性と柔らかさで地震のときのテレビの転倒を防ぐのだそうです。





使い方です。RockDisk For Audioの頂点に各一個ずつ、画像のように配置します。本体にくっつけてから設置場所に置くとよいでしょう。

片面にくっつき防止のフィルムが貼ってあるので、設置場所にくっつけたくなければフィルムをそのままにしておけばよいと思います。撮影はラスク板の上ですが、床面やラックでやっても効き目抜群です。

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音質です。

びっくりするくらいよくなりました。ピアノの汚れは一掃されベースやドラムなどの低音楽器もリズム感抜群です。また空間のつながりがたいへんによくなりました。

欠点は…、ないですね。この処理で悪化したところはありません。これでもっと音が太いといいのですが、そこまでは2.5インチHDDとモールドケースには要望しすぎかもしれません。

なおゲル素材+ラスク板は相当いいですが、ラスク無しで通常のラック上や床、棚などに設置しても悪くないです。これもこのゲル素材の柔らかさが奏功しているのだと思います。

というわけでこれを、振動対策上の決定打としておきます。

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以下はオマケです。



素材は六個入りなので、三個余るので側面にも貼ってみました。

結果はNGでした。おおらかさが消えてしまいます。RockDisk For Audioはモールド外装でありながらなかなか魅力的な音を出しますが、このアーチ状の面が適度なしなやかさと比較的十分な強度をバランス良く持っていて、中にある振動を逃がしていると思われます。

これを防振してしまうと、中の基板にとってはむしろ振動的に迷惑なのでしょう。



ゲルを置く場所をRockDisk For Audioの頂点ではなく、各辺の中央に移動してみました。

結果、これは効果が不十分になるだけで、頂点で受けるよりよい点はありませんでした。

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さらにオマケ。余ったゲルをどうするか。



かないまるはメインのPCのデータをRAIDのUSB-HDDにバックアップしています。某有名メーカー製ですが(^_^;)、HDDまたはファンの振動でモールドがビリビリ鳴いて困っていました。

開ければ確実にサービス対象外なので中は対策できません。手で抑えれば止まります。ブチルゴムをベタベタ貼れば消えるんでしょう。でもなかなかスマートな方法では止まらなかったのです。画像の手前に落ちているのは有名なソルボセインですが、全く歯がたちませんでした。

ところがこのゲル素材。三個余ったのを冗談半分でペッペッペと貼り付けたら、なんと、、ビビリ音が、、ピタッと止まりました。これにはびっくりです。

この素材の制振力は半端ではないです。


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