高音質なNASキットを発見

RockDiskNext で極上の音を出そう


前書き

130814 初稿
140116 更新


(Windowsネットワーク共有で音を聴いた時期)

かないまるがPCオーディオを始めたのは2006年ごろだったと思います。退役したPCを音楽用に使い始めました。

もともと高音質なCD-Rを焼くために音のよいPCの検討をした時期です。わざわざ遅いCPUを載せてみたりして、CD-Rを焼くためにギリギリの性能しか残さないというPCになりました。

このときのノウハウをまとめた記事が こちら にあります。かなりインパクトがあったようで、マニア・評論家筋でも有名のようです。この記事にもあるとおり、この高音質PCは現在は会社の試聴室にあり、CDのリッピングを行ったり、NASにデータを転送するのに今でも使っています。

さて、このころまでにかないまるは (たぶんみなさんと同じように) かなりの数のCDをリッピングしてありました。そしてあるとき、リッピングした音楽ファイルを寝室のPCでWindowsファイル共有を使って鳴らしてみて驚きました。「おっ、音がいい」。

これが「ネットワーク共有による音楽再生は音がよい」と確信した瞬間です。その音は、かなり高額なCDプレーヤを持ってこないと (あるいは持ってきても) 出ないような聴きやすさでした。CDP−R10なら勝てるけど、普通のCDプレーヤでは勝てないかも。ネットワークオーディオの音を元CDプレーヤの設計者はそう感じとりました。

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(コレガのNASを購入)

一方2008年ごろ、音楽データ蓄積用にコレガのNAS「CG-NSC2100GT」というNASを購入しました。発売直後にヨドバシに箱で積んであるのをみて衝動買い。

比較試聴して買ったわけでもないし、まして音質を期待して買ったものでもありません。そのころにはかなり音楽データが溜まり、PCを圧迫してきました。書斎と寝室でデータを共有できて、書斎のPCの電源を切ってもいいことが魅力でしたが、最大500GB (RAIDで) は、なんか容量的に無尽蔵な感じ。

実際使ってみたらPC同志でデータ転送するより音もいい。なかなか幸せでした。

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(DA5600ESをきっかけに、DLNAの世界へへ)

その後、音質のよいDLNAクライアントを搭載したDA5600ESの商品化で、かないまる邸もDLNAによるファイル共有が始まりました。音源NASははそのままコレガ。最初から組み込まれているDLNAサーバをこのとき初めて使いました。

DA5600ESは48kHzまでのWAVにしか対応していませんでしたが、CDをWAVでリッピングしているかなりの方 (自分を含めて) が幸せになると思い、一生懸命チューンしました。

DA5700ESではマルチチャンネルのWAVファイルの再生をソフトの開発陣に懇願しました。かないまるが監修した藤田恵美さんやHYPSのマルチチャンネル音源を聴きたかったからです。DA5700ESはマルチチャンネル再生に対応しましたが、発売当初は48kHz/24bitまででした。でもその後、アップデートにより192kHz24bit5.1チャンネルまで再生可能になりました。

ちなみに、藤田恵美さんの音源は、e-onkyoで売っています。そしてマスターデータそのものです。SA-CD化ではDSDに変換してディスクに収納しますが、その前のオリジナルPCMハイレゾデータです。知らない誰かにマスタリングされているというようなこともありません。

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(絶望的状況のコレガのNAS)

DLNAによるファイル再生に移行したかないまるの寝室オーディオは、かないまるがいまもっとも長時間音楽を聴く場になっています。そして現在も進化しながら楽しんでいます。

ところが悲しいことが起こりはじめました。ちょうどDA5700ESに移行した時期あたりから、コレガのNAS「CG-NSC2100GT」がどんどん壊れ始めました。5台所有していましたが、4台故障。

そのうち1台はハードの故障。これはまあしょうがないですね。

でもあとの3台はDLNAアプリ(ファーム)が飛んでしまうという故障です。基本動作やWindows共有は問題なし。DLNAサーバの項目がメニューから消えて無くなってしまうんです。おそらくファームを書きなおしてくれれば済む話。しかしこれをコレガがやってくれない。「サポート終了は終了しました。WEBで一定期間の告知をしました。」の一点張り。そんなの、一年間故障がなかった人は読みません。告知したとになりません。

なにしろ5台中3台ですから、プロの常識では設計問題だと思います。懇切丁寧にサポートしろとはいいません。製造終了後何年かは部品は持つ家電業界とPC業界の常識は違うでしょう。でもハード的には健康に動いている固体にファームを焼かないというのはいかがなのでしょう。

結局、現存するたった一台の私物のコレガを大事に使いながら、音質が匹敵するNASを探すことが本当に大きな課題となり、約一年間、かなりのNASを購入して聴きました (オーディオ機器と違い、貸出機なんでないですから)。でもなかなかいいのがありません。

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(新しい相棒 IOプラザの「RockDiskNext」)

この7月(2013年)に大阪でのデモをひかえて、新しいNASはまだ見つかっていませんでした。たった一台のコレガは持ち出すのは勇気が要ります。でもNASを使ったデモはやりたい。 それが大問題でした。

ところがデモの前の週になって、とうとう出会ってしまいました。IOデータ機器 (の通販専門部門)の商品。「RockDiskNext」です。



実はデモ前の週の月曜日に、同僚が探してくれた「RockDisk」という、Nextの前のモデルをいじっていました。音はとてもよく、「これは」と思いました。

ところが、大量のファイルを一気に転送したら動作がおかしくなりました。そこでメーカにコンタクトしました。対応してくださった担当のHさんが企画したご本人でした。しかもDA71000ESのユーザさんで、当ページの読者さん。かないまるにもメールを出して下さったことがあるそうでした。

で、いただいた見解は「RockDiskにとってその使い方は厳しいので、RockDiskNextにしてください」。はいはい。それも買ってあります。

すぐに交換して、土日にファイルを全部転送。実際に音を出したのが次の週の月曜日。火曜日から丸二日半、Hさんと電話で、問題解決と音質設定を共同作業で追い込みました。電話の合間にはメカのチューンも。木曜日の夕方には新幹線に乗るという状況のなかでのことです。

もちろん覚悟を決めて、たった一台のコレガを持ち出す準備はしていましたが、出発20分前、とうとうRockDiskNextの音がコレガを超えました。

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キャスターバッグとリュックに慌ただしく荷物をまとめましたが、整理できないままかき集めたので重かったなあ。後で同じくらいものを詰めてみましたが、30キロくらいあったようです。とにかく二つの荷物を持って大阪へ。

幸いにも大阪デモで出た音は大好評。みなさんの賛同もいただけたようです。

そんなわけで魅力的なNASである、このRockDiskNextのページを作り、いろいろなポイントをご紹介してみたいと思います。


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