新型コロナ特設ページ

14)〜19)

開始2020/04/28
更新2020/06/04


19)東京は、第二波が来ていますね。
2020/06/04




かないまるのグラフは感染者数一人を0dBとして、一日の発症者数をその何倍かという見方をして、そしてそれをデシベルになおしたものです。10人なら10倍で20dBです。われわれオーディオ関係者に分かりやすいと思います。

そしてデシベルは数値を対数になおした見方なので、指数関数の急増カーブが直線になります。

感染拡大がはじまったころ「オーバーシュート」という言葉が流行りましたが、そんなものは存在しません。トランジスタやダイオードの電圧-電流カーブは指数関数的なので、電圧を少し上げると電流が急増しますが、だれもそれをオーバーシュートなんていいませんよ。対数でみれば単なる直線です。「医学って理系の学問なの」と首を傾げます。

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それはともかく、現状をみましょう。全国の感染者数から東京の感染者数を引いた薄緑のグラフは、ここ数日は横ばいです。つまり0dB/dayです。感染は拡大も終息もしていません。よくやっていると思います。

ところが東京はこの二週間、概ね1dB/dayで増加しています。1dBは約1.1倍です。毎日患者が10%増加しているということです。全国は水平なのに東京だけ増加しているきわめて危険な状態ということになります。

そして怖いのは人数ではありません。傾き=感染拡大率です。
このままだと
  • 15日後に一日100人。
  • その20日後に一日1000人。
  • その20日後に一日1万人
の感染者が出るということです。

数が少ないので対数でみていない専門家や報道機関はボーっとしてますが、この感染拡大率は実は一度経験ずみです。

3月三連休のころ感染が急拡大しました。この3月三連休後の (その10日後である4月のの4/1からの) 二週間と、現在の感染拡大率がほぼ同じなのです。4月のグラフを赤くして現在のグラフに重ねると、なんと赤がみえない。途中の段までおなじ…。このときの拡大は、都知事の感染爆発の記者会見では止まらず、結局緊急事態宣言で終息に向かいました。

かないまるは肺病患者であり、東京のとなりの千葉県に住んでますので、こわくてしょうがないです。
だれか専門家に「三連休開けとまったくおなじと指摘している人がいる」と伝えてくださいな。

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さて、明日は非常事態宣言開けから10日目です。かないまるの解析ではなにか施策があると10日後に潜伏期間を経過して数字が変わります。専門家はよく「二〜三週間程度」といいますが、対数でものをみていない証拠ですね。全ての施策は10日後に確実に正直に動きます。

明日土曜日(6/5)〜火曜日(6/8)に感染者数がはねあがりグラフが上向く恐れがあります。はね上がったらアウトですね。第二波確定です。
どうか明日、明後日で数字が下がってほしいと祈るばかりです。

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そしてオリッピック。都知事が昨日あたりからジャブを打ち始めたですね。中止か、なにかやり方を変える覚悟を決めたんですかね。開催の10カ月前、つまり、9月ごろまでに世界的にワクチン接種が始まらなければ、冷静に考えれば間に合いません。それはできないような気がします。

オンライン開催?。あるかも。





18)都知事が動かない…
2020/05/31

都知事が動きませんね。経済にはがい締めにされているんでしょうか。

最後の望みの綱は「東京アラート」ですか。3項目あるそうですが、実はすでに2項目は越えているようです。
しかしアラートを出さない。
どうも「感染者数が過去7日平均で20人を越える」を待つしかないようですが、そのとき感染者数は?。



今日はまだ5/30までしかデータはありませんが、グラフの一番右の二日分のデータはかないまるがデータを外挿したものです。
アラートが出るときの感染者数は26dBくらいになります。かないまるの対数グラフは「一人=0dB」ですから、平均が20人になるということは26dBです。

では26dBというのはどういう状況か。グラフで3月の感染拡大期を参照してみると…

う〜ん。結構いやですね。3月の感染爆発の真っ只中の数値です。
どうか感染爆発しないでダウンしてほしいものです。


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17)やっぱりヤバいんじゃない
2020/05/30

29日の感染者数が出ましたが、やっぱりマズイですね。非常にマズイです。



対数グラフは指数カーブを直線に見せてくれますが、この一週間はそれ以上の上昇を示しています
これは世界的に感染爆発期にみられるものです。

東京ではこういう増加率は、3月の三連休を挟んだ感染拡大期にみられます。
復習すると、3月の三連休前の一週間が赤い楕円の部分です。
よく「三月三連休のゆるみで感染が急拡大した」と言われますが、私の解析を読んでいる方はおわかりのようにこれは間違っていて、ほんとうに急拡大したのは、三連休前の一週間です。きっかけは「総理のイベント自粛要請」の期限が切れたためでしょう。

そして三連休の「花見の様子」がテレビで報道されました。その瞬間(の10日後)に感染拡大率が一瞬おさまりますが、その後も拡大が続きます。この時がオレンジの四角で囲った部分です。
このオレンジの枠内だけグラフの色を変えましたが、その傾きに注目してください。直線ではなくてカーブして上昇しています。これは感染拡大率が日を追って大きくなる状況。恐ろしい感染爆発カーブです。

オレンジのときは小池さんの「感染爆発」会見で一瞬だけ止まりますが、その後もほぼ同じ調子で拡大しました。そして緊急事態宣言でやっと終息に向かったわけです。

そして恐ろしいのは、この三連休後の拡大部分を現在の拡大とくらべると、現在の拡大率のほうが急だということです。つまり3月三連休のときと同等以上の感染爆発がここに見えるのです。

都は今日、拡大抑止対策をより甘くする「レベル2」にする方針をだしましたが、そんなことしていていいんでしょうか。明日以後の感染者数が急減することを祈ります。


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16)12日ぶりの解析です。
2020/05/29

5月連休が開けたのは5/11(月)。そこから潜伏期間10日強を経過すると5/23日。
そして心配したとおり、そこをディップとして東京都の感染拡大率がプラスに転じてしまいました。
流行の第二波が始まっている恐れがあります。



前回の解析で、「連休開けで人が動く影響をみないで緊急事態宣言解除を検討していいのか」と懸念を書きました。
しかしもう解除され、さらに東京も解除されましたが、心配が現実に?。

院内感染だから大丈夫?。
ホント?

ちなみに全国の感染率は減少中ですが、九州でもクラスタってるようで再拡散が怖いです。
というわけで東京、危なくない?。レインボーブリッジの照明は、赤でしょ。


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15)緊急事態宣言が東京などを除き解除
2020/05/17

緊急事態宣言が東京などを除き解除されましたので、分析をしてみます。
今回は数字的な影響力の大きい東京の数を全国から引いた「全国−東京」というのも載せました。



まず過去三週間をみると、4/25くらいから東京、全国ともに、一度下降トレンドに入っていました。しかし一週間と続かなくて、5月頭には反転していました。「東京」は院内感染が出たためですが「全国」も反転しており、なぜ同期したのかは報道ではわかりませんでした。

しかしこの上昇は、5/5ごろにはおさまって再び下降に転じ、現在も下降中です。かくして非常事態宣言解除。めでたしめでたし。

ですが、ひとつ気になるのが最近の「全国−東京」です。大型連休入りした5/9以後、全国、東京ともに下降していますが、「全国−東京」の感染者数の下降率が大型連休入り (の10日後) からはっきりと悪化しているんです。

「全国−東京」のグラフは実はずっと作ってはいたものの特に疑問はなかったので載せませんでしたが、こういう気になる変化をしたのは始めてです。

今週の東京の下降率が大きいのは間違いないですが、実は東京以外の感染率は減少率が鈍っている。ステイホーム週間といいながら、やはり帰省や人の移動はあって、その悪影響が見えているのか。つまり「この程度ですんだ」と見るか「これを警戒すべき」と見るか、悩ましいです。

というわけで、東京の緊急事態宣言を解かないのはいいとして、では全国的には宣言を解いてほんとうにいいんですかね。すこし心配。群馬県知事なんかは「東京から人が来てほしくない」と露骨に警戒していますが、正しいと思います。

さて、連休が開けてこの月曜日から仕事が始まり人の移動が増えていますが、10日後の5/21〜22以後に数字が現れますね。政府は21日に次の評価をすると言っていますが、それは数日早いような気がします。

*東京のグラフは東京都のデータを使っています。
*全国は集計が安定していて数字も拾いやすい www.worldometers.info (海外のグラフを作るのに使った数字を拾ったサイト)を使っています。





14)東京と海外をくらべてみます
2020/04/28

kbd窓解析の結果を某所にアップしたら、東京と海外を並べてみてほしいというリクエストをいただきましたのでやってみました。説明の重複もありますが、某所にアップしたものを一部加筆して貼っておきます。




以前の海外の解析から大分経ったし、自動分析ができるようになったのでもう一度見ることにしました。
まずイタリア、オーストリア、イギリスの3国です。東京と日本(全国)も併記してみました。東京と日本は昨日のデータ(103名/423名)まで、海外は一昨日まで反映しました。ソースは東京/日本が東洋経済オンライン。海外はworldometersです。

  1. まず日本で「安倍総理の自粛要請」が明けた3/14(土)〜3/22 (日)の一週間の感染率が高かったことを昨日指摘しましたが、このときの傾きが海外の感染拡大率と同じくらいであることがわかりました。
    花見を抑制しなかったらどうなったか。ぞっとします。

  2. 都市封鎖の効果は各国とも10 (日)後くらいから観察できます。日本国内でなにか施策をするとやり10日くらいで反応がでるのと同じですね。専門家は「2〜3週間経たないとみえない」という見解をよく語りますが、間違っています。それは対数で見ていないからで、窓解析をして対数でみれば10日で明確に反応しているのが見えます。それは当然、潜伏期間が10日強だからです。

  3. 国別ではオーストリアの減衰率はやっぱりスゴイですね。-1dB/dayで減衰しています。あと一カ月で10人を切る勢いです。経済活動再会すれば元にもどってしまうんでしょうね。

  4. イタリアは減少はしていますが、減衰率が小さいですね。日本の緊急事態宣言後よりよくないかもしれません。

  5. イギリスは抑制がかかりません。湘南と同じような渋滞が国立公園に向かう道路で発生したらしいですが、4/10から再拡大しているようです。この国は先が長そうです。




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