かないまるの個室オーディオ 7)

機材紹介
ここまでの音出し機器

初稿 180127


ここまでの試聴に使った機材について「何を使っているのですか、TA-DA5800ESでしょうか」という質問をいただきました。

現在のところTA-DA5800ESではありません。TA-DA5800ESは別の部屋で現役で使っていますが、個室オーディオでは別のモデルを鳴らしています。

実はそう遠くない将来、UBP化やアトモス化のためにちゃんと機材は入れる予定です。NASなんか怪物をいれます (乞ご期待)。でもハーベスのリペアに使ったくらいなので現状もいい音ですので簡単にご紹介しましょう。



まだラックもいれてないんですよね。プレーヤーがアンプの上に乗っています。

このような重ね置きはオススメできませんが (アンプが発熱すると光学系の寿命が落ちる)、アンプのシャーシがちゃんとチューニングしてあるので、音はなかなかいいです。小音量でしか使わないのならこれでもいいと思います。


1)BDプレーヤー

BDP-S470です。大阪のかないまるイベント第二回 (2010年の年末) でケーブルの湯煎を実演したときに音がいいので使ったモデルです。



このBDプレーヤーのHDMI接続の音はなかなか立派です。画面なしでもCDだけは操作できるように設計してありますので、テレビを接続しなくてもCDやSA-CDをかけることができます。なのでシンプルでピュアな音がします (この点はUBP-X800も同じです)。

実はSA-CDをかけるとdsdがそのまま出てくる設計になった最初のモデルなんですが、音質指向の高いモデルで、大阪デモのあと複数のモデルと音を比較をしました。

結果はSCD-XA5400ESに負けた程度で、あとはかなり高級なプレーヤーにも勝利。気に入ったので寝室用に購入しました。


2)AVアンプ

STR-DN1070です。DN1040の系譜の4世代目のモデルです。

DN1040はかないまるが引退間際にシャーシ設計から回路設計まで指導したモデルです。DN1030 (国内未発売) までの設計を捨て、全く新規に作ったモデルでした。

DN1050/1060はぞれぞれそれなりの進化をしていますが、DN1070では音質が大幅によくなっています。今出ているDN1080もとてもいいですが、そのベースモデルでもあります。

32ビットDACを搭載。DACからアナログ部に音の信号をバランス伝送。電源トランスも完全新規に設計したというモデル。

DACはDSDをネイティブ再生できるので、再生方式的にはDA5800ESよりいいわけです。もっともDA5800ESのDSDからPCMへの変換はものすごく凝った仕組みですし、価格も全然違うのでDN1070がDA5800ESに勝っているかというと、そういうことはないですが(^^;)。

アトモスには対応していませんが、HiVi誌ベストバイ一位を連続20回獲得を達成したキリ番モデルです。HiVi誌ベストバイ一位の第1回はTA-V88ESですね。43歳のときでした。連続一位はSTR-DN1080で21連勝にのびましたが、一年も途切れずに連続なのがすごいと思いません?。


3)HDMIケーブル

アンプの後ろにささっているのは、2008年発売のサエクさんのSH1010というケーブルの試作ケーブルです。詳しいことはこちら。このときの経験がソニーブランドの高級ケーブルDLC-9150ESの開発につながっています。他社とのコラボは藤田恵美さんカモミールベストオーディオの製作的な流れですが、当時HDMIの音をよくするのが業界全体の目標だったので、ごく自然にお手伝いしました。

ケーブル素材の試作品の音を聴くために、コネクタとケーブルを手ハンダで接続したものです。つまりコネクタ部はまだ別のケーブルのものです。首のところが弱くなっているので、ケーブルに定在波が乗りにくいという特殊な状態で、何万円出しても買えない音がします。

ケーブルがいろいろ放り込んである箱から出てきました。捨てなかったんですね。最近の18GHz信号はおろかARCすら通りませんが (配線がない) 、音質はとてもいいです。

ちなみに「かないまる史上もっとも理解しやすかったオカルト」はたぶんケーブルの湯せんによる音質改善ですが、それは製品版のSH1010をこの試作ケーブルのような音 (ストレスの無い音) にするために生まれたワザでした。

この湯せんの記事を読んだ大阪メンバーが「この人を呼んでください」といってくれたのが大阪デモにつながっていて感慨無量です。

SH1010の記事はこちら。
関連記事「ケーブル大作戦」はこちら(湯せん以外にも読み物満載です)。


4)スピーカーケーブル

モンスターケーブルのXP-HPです。この下にXPという細いのがありますが、そのXPを車載オーディオ用に太くしたのが始まりのようです。実際そういう文言が印刷してあるXP-HPをみたことがあります。1メートル800円くらい。安くていいケーブルです。

極細の銅線をロープ縒りして、中心の絶縁芯の周りにもう一度撚った構造。メーカーは「タイムなんとか構造」とか言っていてますが、電線の撚り方としては別に珍しくはないので、結局のところバランスのとり方が上手なんだと思います。

5メートルを超えるとフォーカスが怪しくなり音数も減りますが、2〜3メートルならストレスのないいい音がします。ここ10年はどなたにもオススメしていましたが、一昨年くらいにディスコンになって入手困難でした。現在はXP-HP MKIIというのが市場にあるようです。MKIIの音はまだ聴いていません。






その6)へ ←このページ→その8)へ

目次へ

かないまるwebトップへ